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あいつも死んだのかと早とちりゴメン

地方紙ウエブサイトの訃報を見て驚いた。高校の同級生の名前(市勢振興功労者)があった。一瞬、複雑な心境になった。「あいつも死んだのか。割と活躍していたんだな」と思った。

氏名をクリックして詳細を見る。出身市町は同じも年齢が87歳。同姓同名の別人だった。「そうだよなあ。いくらなんでも早すぎる。早とちり、勘違いしてゴメンね」と、そっと謝る

2年時に同じクラス。同級生とは同姓で、どの教師も出欠のときは「〇〇、△△」と呼び、同級生を姓、私を名で区別。呼ばれるたびにフルネームを言われている感じがしたものだ。

同級生は応援団員で校内で人気者だった。諸事情で1歳年上も仲良くしてもらう。そして同姓同名のお方。同町で87歳、市勢振興功労者とくれば覚えていてもいいのに思い出せない。

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