たまに内緒で納豆食べる/遠野雑記帳
好物の納豆だが…(05年6月14日) ワーファリンを服用して5年が過ぎた。抗凝血薬療法を受けており、毎月通院している。そのことはどうでもいいのだが、困ったことが一つある。
日常生活の注意で「納豆・クロレラはワーファリンの効果を弱めるので、食べないように」といわれている。その注意をたまに破ったりしている。
朝食などでおかずが少ない時、納豆の存在は大きかった。私は母が作ってくれた納豆が好きだった。わらでくるんで発酵させる。豆が大きくて、醤油より塩を入れて食べた。
母の納豆はお袋の味だ。私が病気になる前は、遠野に帰るといつも納豆を食べた。今は母も年老いて作る気力もない。二つの意味で、納豆とおさらばしている。今後、母の納豆を食べる機会は全くないだろう。
※写真は、納豆工房「せんだい屋」から。