俺たちのころ田舎に進学塾はなかった
中1の孫がついに塾に通うことになった。卓球と勉強両立させたいと張り切っているらしい。幼稚園のころから歯医者になりたいと言い、今もその気持ちは変わらない。今後どうなることやら。
小5のとき「勉強しないと歯医者になれないよ。成績はどうなの」と聞いた。「問題はそこなんだ」と大人みたいな口調。お母さんからは「国立大学以外だめだからね」と釘を刺されている。
子どもたちの高校受験を思い出す。息子は希望通り私立A高へ入学。娘は兄のA高とお茶の水女子高に失敗。私立B高と県立C高に合格し、県立C高へ。私立B高は今や有名な進学校である。
高校の同級生との昔ばなし。「俺たちのころ田舎に塾はなかった」「岩手大と日大どっちが難しいかな」「馬鹿なこと聞くなよ」「受験情報は皆無」「夜お寺に集まり勉強したね」。記憶なし。