カッパ淵の水面雪に覆われ全く見えず
岩手県内は21日、暴風雪となった。起床して遠野テレビのライブカメラを見る。鍋倉展望台からの市街と、カッパ淵、道の駅風の丘、めがね橋の現在の様子は、いずれも白と黒、水墨画のようだ。
カッパ淵の水面は雪に覆われていた。道路かなと勘違いするほどだった。雪の下を川が流れているはずだが、全く見えなかった。この時期、観光客は皆無。冬の寒さだけがひしひし伝わってきた。
カッパ淵 土淵町の常堅寺裏を流れる小川の淵にはカッパが多く住んでいて、人々を驚かし、いたずらをしたといわれています。澄んだ水がさらさらと流れるカッパ淵は、うっそうとした茂みに覆われ、今にもカッパが現れそうです。淵の岸辺には、カッパ神を祀った小さな祠があり、子持ちの女性がお乳が出るようにと願ををかけるとかなうといわれています、願かけには、赤い布で乳の形を作り、この祠に納めるのが習いとされています。(遠野市観光協会「遠野時間」より)
田舎でも空き家が増えてきた。300万円あれば中古の一軒家が手に入る。友人にそんな話をしたら「一冬越してみないとダメだよ」と忠告。「俺だって昔住んでいた」と言ったら苦笑していた。
交通の不便さ以外に何があるのだろう。吹雪で視界が悪くなるホワイトアウトも経験済みだ。友人は「いなかで暮らそうなんて、覚悟はあるのか」と言った。軽々しく言い過ぎた。覚悟はない。
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