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若いころNHKは絶対だと思っていた
若いころNHKは絶対だと思った。今は昔ほどではなく受信料を払いたくないほど。誰が言ったか「週刊誌? 困った時はNHKを悪く書けばいい」。常に注目を浴びている大会社である。
NHKの討論番組(14日)が変だった。参加者は、第2次岸田改造内閣で入閣した5人。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係を話していた。人選ミスだ、討論番組とは言い難い。
NHKは7月31日、特別番組「安倍元首相は何を残したか」を放送した。ゲストは3人。御厨貴氏以外の2人は安倍元首相の「功」しか語らない。何だよこれ。2週間も、もやもやしていた。
13日の朝日新聞「テレビ時評」は「NHKの旧統一教会報道」。大島新ドキュメンタリー監督の記事は、最初から最後まで納得できた。特別番組「安倍元首相はーー」はゲストの人選ミスだ。
出演者に罪はない。自分の考えを話しているのだから。しかし人選をしているのはNHKだ。それは一体、誰に向けられているのか。ジャーナリズムの最も重要な役割は権力の監視である、などということは、釈迦に説法だと信じたいのだが。(テレビ時評より一部抜粋)