いつもはメール、ハガキは新鮮だった
小4孫から手書きのハガキが届いた。「ざん暑お見まい申しあげます。この前は楽しかったです。また遊びに行きたいな。令和三年八月二十八日」。いつもはメール。初めてのハガキは新鮮だった。
夏休みも終わり、初めての授業で「残暑お見舞い」を投函することにしたようだ。まだ漢字を習っていないため、これまで自分の名前も平仮名交じり。「本当は漢字でも書けるよ」と、書いてきた。
日本郵便は8月31日、2022年用の年賀はがきのデザイン等を発表。朝日新聞によると「当初の発行枚数は、前年から約6%減の約18.3億枚で、11年連続の減少となる」。メールほかの影響大。
上司の家に行ったとき、年賀状の束が4~5個。「毎年3000枚は来ているぞ」と笑う。宛名とひと言は手書き。気の遠くなる作業だ。しかし、見ただけで誰のものか分かる手書きは味がある。