園児と老女にびっくりしたなぁ、もう
月曜日の午前9時30分、都内某所の公園で時間を潰した。約1時間、決めているベンチに座り新聞を読む。午前10時ごろになると、広場がにぎやかになる。保育園児が30人ほど遊びに来た。
いつも病院に直行しない。まず近くの公園でひと休み。毎回15~30分ほどリラックスする。園児たちの行動を見ていると、パンダの赤ちゃん同様に愛くるしい。若い女性の先生も生き生き。
この日は男児に注目した。友だちの輪から離れて、ひたすらに走っている。右へ行ったり前に行ったり滅茶苦茶だ。一人の先生が必死に後を追う。かれこれ30分、あれは何だったのだろう。
15人ほどの老男女が周回コースでリハビリ中。おじいちゃんが女性の担当者と手を繋いで歩く。列から遅れたおばあちゃんが私の隣に来て座った。「どっこいしょ。離されてしまったよ」。
走り回った園児は疲れも見せない。帰るときは友だちと一緒だ。おばあちゃんは座ったまま。やがて知り合いの男性がやって来た。二人は競馬新聞を読み始めた。びっくりしたなぁ、もう。
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