ガオッても病院行かずにクスリで治す
遠野ことば③(全➀~⑧)
<か>ガオル=ぐったりする
おなかがすいてガオッタ、というような時に使う。ガオルといえば、病気になった時にも言った。よほどのことがない限り、病院には行かず、薬だけで治した。
ガキ=子供、ガキデェッコ=ガキ大将、ガギヤード=子供たち、カグス=ポケット、カスギスル=炊事する、カセル=食わせる、カダル=仲間に入る、カッキリ=ちょうど、カッコベ=額、ガマス=あります、カマド=分家、カマル=嗅ぐ、ガヤメグ=うるさい、ガンチャ=そうです、カラヘント=口答えする、カラコシャグ=口答えする、カルケェ=軽い
<き>キカンポ=気の荒い子ども、キザス=素振り、気配、キダゴ=きな粉、キタラスネェー=汚い、ギッスリ=たくさん、キテェーダ=不思議だ、キミ=トウモロコシ、キモシェ=来てください、キリナス=きりがない、キンノ=昨日
<く>クタバル=死ぬ、クチャペル=しゃべる、クピタ=首ねっこ、クヤスー=悔しい、グヤメグ=愚痴をいう、クンボ=蜘蛛
<け>ケェード=街道
小学3、4年生の頃のこと。お祭りを見に行く途中、畦道で中年の男が口げんかしていた。一日遊んで、夕方家に帰る時、2人でまだやっていた。7時間もけんかしていたことになる。
ケェージャ=食べなさい、ケョーデェマリ=兄弟、同士、ケツマヅル=つまずく、ケブテェー=煙たい、ケル=くれる、ケロ=ください