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伯父(叔父)から見れば可愛い甥と姪

北群第7号、小西楊々子(本名忠次郎)追悼号を読み返している。 俳句の「北群」「道標」「広軌」の同人で、現代俳句協会会員、北海道俳句協会会員。白髪で永遠の童顔―妻の伯父である。

甥の追慕。叔父は3人の娘の消息を自慢たらしく話す。神妙に相づちを打っていると嬉しかったとみえて、財布から一万円札を引き出して小遣いにでもしろといい、私の掌に握らせてくれた。

叔父から見れば、私は、いつまでも幼く可愛い甥であったのだろう―と続く。そして妻も可愛い姪だった。OL時代、札幌大通公園で伯父に会ったとき、お小遣いだよと一万円もらっている。

年取ってお小遣いもらうのも親孝行。私は帰省する度に母から五千円もらった。最初は断ったが、何度もいうのでありがたく頂く。昭和40年代の五千円、一万円。散財させて申し訳なかった。

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