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妻と話題の「60歳のラブレター」鑑賞

60歳のラブレターに?(09年5月19日)たまには映画でも…夫婦50割で映画を…。どちらかが50歳以上なら、夫婦で2000円で鑑賞できる。というわけで舞浜のイクスピアリで、妻と話題の「60歳のラブレター」を見てきた。

2組の夫婦と1組の父娘の話。定年退職をして第二の人生を始めようとする孝平と、専業主婦として家族に尽くしてきたちひろは離婚を決意していた。お互いが別々の道を歩み始めたときに…。

魚屋を営む正彦と光江。口げんかは絶えずとも友だちのような2人に、悲しい出来事が待っていた。手術に臨んだ光江が眠る病室で正彦が弾き語るギターの音色が響く。それは2人の思い出の曲。

愛妻に先立たれ娘と暮らす医師・静夫は、医療小説の監修を求められ、翻訳家として第一線で活躍する麗子と出会う。新しい恋に臆病だった2人に勇気をくれたのは、娘の英文ラブレターだった。

3組の中では、静夫と娘の生き方に共感が持てた。正彦と光江の友だち夫婦もそれなりにいい。主人公の孝平とちひろ夫婦の場合、離婚した元妻と縒りを戻すというハッピーエンディングに疑問。

孝平、ちひろ夫婦に孫が生まれたが、そんなときにラベンダー畑にいるのは変? 正彦が病室でビートルズの「ミッシェル」を引き語るが、他の患者に迷惑ではないか。


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