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乞うご期待、リケジョの連載が面白い

まるで受験生を持つ親の気持ち。顔を見るまで不安でしょうがない。妻が病院から帰って来ると、いつも「結果はどうだった」と聞いている。変な話、このタイミングがなかなか難しい。

妻の帰りを待ち、月刊「清流」1月号を眺めている。読む、見るという状況ではない。心配なら病院について行けばいいい。前はそうしていたが、大事な話はいつも娘が聞くことになる。

1月号は盛りだくさんだ。第1特集、自分の「やりたい」を大切に。第2特集、すべてのものに神が宿る アイヌ文化。映画「コタンの口笛」を思い出す。新連載は18本だった。

元祖リケジョ物語が面白い。初回は日本女性初の産科医・楠本イネの紹介。43歳(1870年)で産科医院開業、46歳明治帝皇子の出産を担当。医師としてこの上ない栄誉を受けた。

1875年に医師国家試験始まるが、女性には受験資格がなかった。3年後、50歳を迎えたのを機に長崎に帰り産婆として暮らす。62歳で産婆を廃業。1903年食中毒で死亡。享年76。

明治から昭和期に活躍したリケジョ(理系の女性研究者)を紹介する連載が始まった。乞うご期待。

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