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山崎朋子さんの推理結論を思い出せず

民俗の旅 柳田国男の世界(75年、読売新聞社)に、女性史研究家の山崎朋子さんが「ある遠野びと」というエッセーを掲載している。遠野市の市議会議員をつとめるIさんについてのものだ。

「年齢的には壮年期、市議会議員という公的な仕事についている人だというのに、Iさんが敢えてそれを使わず、遠野言葉・遠野弁のみを話しておられるのは一体どのような理由からだろうか」。

山崎朋子さんはその理由を推理し、自分なりに結論を出している。それも読んでいるはずだが、どうしても思い出せない。自分で考える気力もないので本を探したが、すでに処分していた。

東京に10年間住み遠野へ帰った友人が、遠野弁で脚本をつくり舞台で上演するのが夢と言った。興味深い試みなので注目している。

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