龍門の滝へ…男釜も女釜も確認できず
那須烏山へ小旅行(07年6月20日)栃木県那須烏山市に行く。いつもはさえない60代男が、日帰りぶらり小旅行としゃれこむ。JR烏山線滝駅で下車したのは私だけだった。
小さいころ、近くに大小30ほどの滝がありよく見に行っていた。今回のお目当ては、駅から徒歩5分の龍門の滝だ。那珂川に注ぐ江川にかかる幅65㍍、高さ20㍍の大滝。1人で見るのはもったいない気がした。
案内板に「中段に男釜・女釜と呼ばれる浸食穴があります。この穴は大釜・小釜とも呼ばれており、女釜は直径2㍍、男釜は4㍍以上もある大きな穴で、その深い穴いっぱいに青黒い水をたたえています」と書いていた。
中高年の観光客が10人近くいた。一緒に下まで降りて、中段にある浸食穴を探したが見つからなかった。目が悪い上に、双眼鏡も持参していない。準備不足は否めず、男釜も女釜も確認できずじまい。
ふるさと民芸館には、滝のすばらしい眺めが楽しめる展望台と、大蛇が住んでいたという伝承から、龍を用いて説明するコーナーもあった。市内には理容店がやたら多い。喫茶店でコーヒーでもと思ったがあまりなかった。