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「勝ってくるぞと勇ましく」懐かしい

歌番組で「露営の歌」を久しぶりに聴く。テレビで古関裕而特集をやっていた。歌い出しの「勝ってくるぞと勇ましく」が懐かしい。ところが、その後の歌詞が出てこない。それには理由がある。

「露営の歌」は戦時歌謡というらしい。20代のころスナックで歌っていると年配者の男性がきて「軍歌はやめてくれ。戦争も知らないくせして」と言った。軍歌と戦時歌謡はどこが違うのだろう。

以来今日まで歌ったことはない。歌詞を忘れて当然だ。ユーチューブで改めて聴いたが名曲である。あの時の年配男性は、歌詞のどの部分が意に沿わなかったのか。いま聞けるなら聞いてみたい。

2024年8月15日、終戦から79年を迎えた。父は明治38年(1905)生まれだが、「15年戦争」などの話を聞いても言わなかった。6歳下の母も同じだ。ここは聞いておくべきだったと悔いが残る。

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