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「妻を恋うる唄」を聴くと涙出てくる

フランク永井の「妻を恋うる唄」(作詞:岩谷時子、作曲:吉田正)を聴く。好きな歌のひとつ。聴いていると自然と涙が出てくる。この年になってというか、妻に先立たれてから涙もろくなってきた。

歌を聴きながらうたた寝。いつの間にか妻の夢を見る。「女の人が来ています」。座卓の前に若い人が座っていた。友人とトラブルでもあったのか。妻に「ここではまずいよね」と言い彼女と外に出る。

「部屋が狭くて……。追い出すようでごめんなさい」。妻が彼女に詫びているところで目が覚めた。2人の顔は見ていない。彼女はともかく、あまり夢に出て来ない妻だけに、もう少し見ていたかった。

妻を恋うる唄に出てくる「癖」にジンとくる。1番「朝のお前の癖だった」。2番「いつもしてきた癖だった」。3番「雨の降る日の癖だった」。さすがは岩谷時子さんだ。そんな「癖」が涙を誘う。

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