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母子共に健康、生まれたのはどっち?
二人の子どもは岩見沢(北海道)の病院で生まれた。40年以上も前の9月16日、義父から電話があった。「子ども生まれた。母子共に健康」という短い会話。まだ携帯電話もないころの話だ。
職場の上司に「子ども誕生」の報告をする必要がある。ただ困ったことに男か女か、体重はどれくらいなのか聞いていない。病院に電話すると看護婦(看護師)さんが男児と教えてくれた。
芸能人の出産などで「母子共に健康」という記事が多い。「これ必要かなあ」と先輩に問うと「無事2人とも生きているということ。出産は母子共に生死をかけた大仕事だよ」と言われた。
娘誕生の連絡は誰だったか記憶にない。2カ月後に娘と初対面。息子は私の顔をすっかり忘れていた。思えば義父母に大変お世話になった。義兄、義姉にも助けてもらい感謝している。