神武東征ゆかりの【岡田宮】福岡県北九州市の神社

岡田宮(おかだぐう)は、福岡県北九州市八幡西区にある神社です。
正式には岡田神社。 旧社格:村社、神饌幣帛料供進社。

岡田宮の創建は不詳。

かつて崗地方(旧遠賀郡)を治めた熊族が祖先神を祀ったのが始まりとされ、
古事記においては、神武天皇が東征(神武東征)の途上に、
一年間この岡田宮に滞在されたことが記載され、
また、神功皇后が新羅征討の折に親祭したと伝わる北部九州有数の古社です。

古来より、岡田宮の鎮座する地は北部九州の要路に位置し、
このために朝野の崇敬篤く、祭礼法度を定めて社領18ヶ所・末寺9坊と
大いに栄えました。

建久5年(1194)に東国の御家人である宇都宮重業(山鹿氏・麻生氏の祖)が
源頼朝より当地を与えられ、波多野兼直に祭祀させたといいます。

御祭神
中殿(岡田宮)
神日本磐余彦命(カムヤマトイワレヒコノミコト)[神武天皇]

右殿(熊手宮)
大国主命(オオクニヌシノミコト)
少彦名命(スクナヒコナノミコト)
県主熊鰐命(アガタヌシクマワニノミコト)

左殿(八所宮)
高皇産霊神(タカミムスビノカミ)
神皇産霊神(カミムスビノカミ)
玉留産霊神(タマツメムスビノカミ)
生産霊神(イクムスビノカミ)
足産霊神(タルムスビノカミ)
大宮売神(オオミヤノメノカミ)
事代主神(コトシロヌシノカミ)
御膳神(ミケツカミ)

鎮座地
福岡県北九州市八幡西区岡田町1-1

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