神仏習合の痕跡が残る『木(気)の神を祀る』稲佐神社 【国史見在社】佐賀県杵島郡白石町の神社 4 nigi88hi 2022年12月9日 13:07 稲佐神社(いなさじんじゃ)創祀年代は不詳ですが、『日本三代實録』に記された国史見在社に充てられている杵島郡の東部・白石諸郷の総鎮守です。社伝によると天地開闢の頃に五十猛命を祀ったといわれています。推古天皇の御代、百済の阿佐太子が来朝し、この地に留まり居を定め、父聖明王並びに同妃の廟を建て、稲佐の神とともに尊崇されました。阿佐太子が亡くなった後は、里人が太子の霊も合祀したといいます。また一説に、推古天皇15年聖徳太子の命により、大連秦河勝(はたのかわかつ)は当国を巡察し、田畑を開拓すること、十萬、大いに稲佐神社を尊崇されたといいます。また聖徳太子は聖明王の佛教伝来の功を追誉され、河勝に命じて同父子の霊を稲佐神社に合祀され、大明神の尊号を授けられたとも伝わります。御祭神天神(あまつかみ)女神(めがみ)五十猛命(いたけるのかみ)配祀神大屋津姫命(おほやつひめのかみ)聖明王(せいめいおう)聖明王后(せいめいおうごう)阿佐太子(あさたいし)を合祀しています。平安時代に入り、空海により稲佐泰平寺が開かれ、その鎮守神として稲佐大明神が位置づけられ、真言寺十六坊と呼ばれる一大霊所となりました。現在では、稲佐神社と十六坊のうち、座主坊・観音院・玉泉坊の三つを残す以外はなくなってしまいました。旧社格は県社。ご利益家内安全、安産、縁結び、病気平癒災難除け、厄除け、航海安全、建築工事安全など鎮座地佐賀県杵島郡白石町辺田2925 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #動画 #神社 #パワースポット #御朱印 #九州 #女神 #弘法大師 #五十猛命 #素戔鳴尊 #木の神様 #佐賀県杵島郡白石町 #稲佐神社 #国史見在社 4