”まぜる”ときっと幸せになる
パンケーキミックスを”まぜる”ときって、これを食べてくださる方の顔を思い浮かべながら幸せな気分になりませんか?
九州パンケーキミックスは、2012年の11月に発売を開始しましたので、早いもので丸7年の月日が経ちました。九州全県の農業素材を”まぜる”ことで、ONE KYUSHU(=地域を一つの島として広域に捉える考え方)の概念が生まれ、僕自身にもたくさんの変化がありました。
その後、2015年1月には台湾に台北1号店がオープンし大きな話題となりました。今では僕らにとって台湾は第二の故郷のようなもの。地域貢献活動として、山間部にある小さな小学校を周り『九州鬆餅快樂&微笑』と題した食育教室を行なっています。その数は既に50回に及び、今では台湾各地の小学校からお声かけが来るようになりました。
「二つの文化を”まぜる”と、こんなに美味しい笑顔に満ちた時間になるんだよ」そう教えながら、九州の文化と台湾の農業素材(卵や牛乳)を使って、”まぜる”ことの楽しさを伝えています。
2016年5月には、シンガポールにもお店をオープンしました。Novena(ノベナ)地区という、新しい病院、コンドミニアム、ショッピングセンター等が集積し、高感度なお客様の集まる人気のエリアですが、駅からちょっと離れたロードサイド立地ということもあり2年目以降は苦戦をしいられました。しかしながら、僕らのパートナーはしっかりと地域との絆を築いてくれて見事に黒字化を達成し、今春には、いよいよシンガポール2号店をオープンすることになりそうです。人種の坩堝であるシンガポールでは、しっかりと現地の味覚へとローカライズ(=まぜて)して、ようやく東南アジア圏での道筋が作れるようになったと感じています。
そして、本日新たなメディアリリースをさせていただきました!いよいよ中国への進出です。最初の地として選んだのは首都北京です。
今年はまず(夏頃に)1号店をオープンし、その後、メニューや運営の微調整を重ねながら、しっかりと基盤ができたと判断した後に、3年で20店舗ほどをオープンする目標を立てています。
パートナーの衆通グループ株式会社(ZHONG GROUP)代表の林さんはもともと台湾人ですが、20代の頃に中国へ渡り、苦労しながら現在の会社を成功させて起業家です。広告企画やプロモーションを生業としているので、九州パンケーキカフェのオープン後には、様々な分野で九州地域と中国の都市とを繋ぐ事業(観光誘客/インバウンドや地域産品の輸出など)にも繋げていけるのではないかと期待しています。
僕は九州パンケーキ事業の究極的な目標は世界平和だと思っています。たかがパンケーキ、されどパンケーキです。パンケーキを通じて、同じ食卓でたくさんの人種が”まざり”あって、笑顔で語り合う場を世界中に作っていきたい。
九州パンケーキにはそれを実現できる不思議な力があると信じています。一つの理念で繋がっている世界中の仲間たちが”まざりあって”、そして相互協力というハッピーサークルを回しながら事業拡大を目指していきたいと思っています。