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モンスター議員を生んだのは誰なのか?

稀に見るおかしな奴、なんだろうなあ。もちろん、お会いしたことは無いし、支持者の方々も多数いらっしゃるのだろうから、僕の感想は一方的なメディアが切り取った断片でしかないのかもしれません。

地震、事故、近隣諸国との地政学リスク...いつ何時、どんな有事があるかわからないのだから、たとえアルコールが入っている時でさえ、政治家は常に正常な判断ができなければならない。そんなことは当たり前のこと。

今回の騒動に関する報道を見る限り、この人、普段からきっとトラブルメイカーだったんじゃないかな。一連の騒動の後は事務所も閉鎖して、雲隠れ。とても国会議員としての仕事ができるだけの器ではないことは、もうすっかり世間に露見してしまいましたね。

次から次に出てくるワイドショー好みのネタ。もう全くだめ...。国民が怒り狂うのも仕方ない。僕も、丸山議員には「今すぐ」やめてほしいと思います。

この丸山穂高議員に対して、6日の衆院本会議で史上初となる「糾弾決議」が行われ、可決しました。

しかし、果たして決議の理由にも書かれていた「人としての品位を損なう」ということが、史上初めての議員に対する糾弾決議にまで値することなのかどうか。何十年経とうが一向に進展しない北方領土問題に対する問題提起は、100%間違っている狂気の言葉なのか。ましてや、燃え上がる市民感情に”忖度”して、犯罪を犯していない(スレスレでしたが)国会議員を「糾弾」して辞めさせる決議を行うことは正しいことだったのか。

丸山議員の常軌を逸っした行動に端を発した一連の報道による「感情」の問題は別として、国民の信託を受けた国会議員を”辞めさせる”に値する「明確な基準」が無いままに「糾弾決議」するという国威行為が、議員(および広義には国民)に対する言論統制に繋がらないと誰が断言できるのか。

採決棄権をもって問題提起をした小泉進次郎さんの行動に対して、賛否両論巻き起こっています。このブログも、炎上気味ですね。

選挙間近のこの時期に「だから選挙で誰を選ぶかが大事なんだ」と堂々と言えるあたりが、小泉さんの切れ味というか痛快なところで、人気の源なんだろうと思ったりします。

それにしても、丸山議員が糾弾決議の後に更新したTwitterのセリフには苦笑いするしかないですね。勝海舟の言葉「行蔵は我に存す。毀誉は人の主張、我に関せず」という言葉を引用するあたり、本当に空気の読めないアホなんですね。ハートの強さだけは見習いたいものです。

仮にも選挙で選ばれたわけだから、丸山穂高さんって、選挙時には至極真っ当な人に見えていたんでしょうね。本当に人は外見じゃわからないもんです。

アルコール依存症だとすれば、発言時の記憶もなかったのかもしれませんね。だからと言って庇(かば)えることではないですが、どうか治療に専念してほしいと思います。

それにしてもこんなモンスター(?)議員が増殖しないためにも、みなさん、真面目に選挙には行きましょうね(^^;


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村岡浩司 @ippeichan
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