【コース解説その3】広島湾岸トレイルラン2022(A3からA5まで)
前回はA3上深川まで解説しました。A1-A3までの解説は以下より。今回はA3上深川から順次解説していきます。(その前のA1まではリンク遡っていくなどしてください)
A3上深川からA4TAMADAまで
A3からA4まで18Km(途中WAあり)、おそらく暑い午後・夕方の時間帯となります。鬼が城山までは急登があり、コース最高地点白木山889mを通過するコース前半の山場になります。よって、A3でもしっかり補給し必要ならセブンイレブン上深川にて補給を購入するなど準備して進む必要があります。A3を出ると少し河川敷を進み芸備線上深川駅を目指す形になります。
芸備線踏切を渡りますが、一時間に上下数本あるようなので踏切通過については警報がなったら止まってください。写真下は踏切からの鬼が城山。写真ではその大きさがあまり伝わらないですね(汗)
この踏切からロードをじわじわ上がって行きます。走ろうか迷うところですがきつかったら潔く歩きましょう。そして登山口。
この登山口から鬼が城山まで2.4km600m。今レース、後に出てくる阿武山と双璧をなすと個人的に思っているきっつい登りとなります。登山口から入っていくと今回のレースでは珍しい沢沿いを通ります。一部滑りやすかったり渡渉個所もあるので転けないように注意。
徐々に上がって行きこの場所に出てきてからが鬼が城への登り本番。少し覚悟決めましょう。
ぜーはーしながら登ってきて、この「二十畳岩」分岐のところまで来てから更に傾斜がきつくなります。個人的に写真にある階段見るだけできつさがフラッシュバックしてきますね。。。
なお、二十畳岩、広いスペースになり南側の展望いいです。もし行ってみたい人はかならずピストンで戻ってきてくださいね。
へろへろでこのアンテナが見えたら右折してもらうと、もういっちょ登山口が。山頂までもう少しです。
なお、あんなに苦労してきて登ってきてこれかあという山頂写真は今回は無しにしておきます。ぜひご自身の目でご確認を( ゚∀゚)アハ
鬼が城山頂を過ぎたらこういった狭いトレイルを抜けていき、林道に出ます。
走りやすい林道。途中分岐などもありますので注意しながら進んでください。
林道パートを抜けて白木山へ抜ける割と走れるトレイル。自分大好きなんですよね。暑い時期より寒めの時期に走るとトレイルとの一体感を感じるときあります。ぜひレースとは別に来てもらって走って欲しいパートです。
さすがに山頂手前ともなると少ししんどい傾斜になります。そして白木山(889m)。今レース最高地点となります。晴れていたら全方位素晴らしい景色が見れますが、特に北側がおすすめ。このあと行く山々も綺麗に見えます。
白木山過ぎて北側に進路を取っていきますが、気を付けてほしい分岐が最初にあります。矢印は当然設置しますが、右側を選択してください。左は押手山という別の山に行ってしまいます。もし間違えたらテープないこと確認し必ず戻ってください。このあと、2回ほど急な下りあり、少しスリッピーです。ロープ設置してあるので慎重に降りてくださいね。
それと最後尾に近い人はこの辺で日没を迎えるような時間かなと。ライト点灯よろしくお願いしますね。
少し進んで右折し、降下していくと左にぐっと曲がるポイントがあります。運営の人数の関係からここは立哨が立てられそうにありません。気持ちよく下れるパートなんですが矢印看板、テープに気を付けて降りてください。
そしてここを左折したら、楽しいトレイルです。このレースでは珍しく走れて楽しいなと思うトレイル。ただし1.3kmしかないけど(;^_^A
実は大人の事情でさっき少し出た押手山方面が使えないとうことで、自分が現地確認して決定したトレイルなんですよね。なのでここをたくさんの方が走ってくれると思うと感慨深いです。
下記の出口に来たらWAあります。鬼が城の登りとかで水分消費していると思うので補給、補充して進んでください。
WAからA4TAMADAの入り口までロードになり、約8.2km標高差330m程度です。ここの区間のポイントは2つ。
まず下りで飛ばすとTAMADAまで足が持たないです。体感も「長えよ!」ですね。スピードを出したいところですが、ここでの疲労は後半に響きますので慎重さが必要でしょう。後続組は歩いてもいいと思います。
そしてもうひとつ3.6km下ってこの急カーブ(見落とし、ロスト注意)したら登りになります。「登るんかい!」とツッコミいれながら進みましょう。約1.4kmの緩い登りです。走れないことはないけど無理しないように。トップ陣以外は歩くくらいでいいでしょう。
登り切ってから右折し、3.2kmゆるく下っていきます。この3.2kmは走りやすいかなと思うのでタイムを稼ぎたい人は走りましょう。
で、TAMADAの分岐(下記写真)。ここには立哨立ってもらいます。
A4TAMADAからA5中倉峠
A4からA5まで10km。短めですがなかなかきつい区間となります。TAMADA通過後、一度ロード走りますがすぐにトレイルに入ります。入り口は左側にありますので注視しておいてください。念のため立哨に立ってもらう予定です。
ここからのトレイルもね、当初設定してたコースがボツになって探してきたトレイル。まあロードで下まで降りれるには降りれるけど、そうしたらWAからずっとロードなんですよね。それじゃあ面白くありませんしね、トレイルレースですから。展望もあるし短いけどいいトレイルですよ。
で、6月に試走した仲間から「トゲトゲが!」という情報が入ったので刈にいったんですよね。そしたら広島湾岸トレイル協議会のみなさまと偶然ばったり。みんなで退治しましたよ。けっこうな作業でした。また別日にも整備に入ってくれたようでよりいい道になってます。ほんと感謝しきりですね。
トレイル出口に鳥獣対策の柵がありますが、ここを開放するかどうかなど現在確認中です(9/2現在)
降り切ったら国道54号線・可部バイパス方面に向かいます。狭く細い道を通っていきますのでテープなどを確認しロストしないようにしてください。
歩道を進むと中倉峠へ向かう林道入り口があります。立哨立ってもらう予定にしていますがしっかり覚えておいてください。ここから林道区間距離4.8km累積600mとなかなかの登りです。走れる傾斜もありますが、ところどころ現れる急角度な登りで心が折れます。諦めてパワーウォークなどで進むのをお勧めします。なお、比較的元気な時にじわじわ走って登ったことありますが40分かかりました(;^_^A
覚えておいて欲しいのが下記写真のところ。右側20m以上落ちています。災害で崩れたところを最近まで修復していました。ふらふらとして落ちないように気を付けてください。また夜間の人も多いと思うので前をしっかり見るようにし、できるだけ左側を通行するようにしてもらえば大丈夫です。
バイパスの分岐から3.7kmくらい右に注目。下記写真部分180度ターンしてます。人の都合で立哨立てそうにないので矢印看板、テープをしっかり確認してください。
林道終点が来たら山に入っていきます。急ですが短いです。踏み跡薄い個所尾あるのでテープを見失わないように注意しながら進みましょう。
林道終わりから上がってくると、右側に鳥獣除けネットが現れます。ちょうど通るところにあり、ネットに引っかかる可能性があります。テープなどで注意喚起を行いますが気を付けて通行してください。
ネット過ぎた直後右折して中倉峠に向かいます。この分岐から左折して逆方向に行くとほどなく備前坊山になりますが、レースのルートには入っていません。行ってもいいですが、必ずピストンで戻ってきてください。間違ってそのまま進む(下る)と全く別のところに出ますし、戻る際は激登りになる区間です。
なお、分岐から少し進んだ所にもネットあるので注意です。
中倉峠直前の降り口は少し急なのでご注意。やっと距離的にも時間的にも半分くらいのA5中倉峠に到着です。
※ここの到着時間×2がおよそのゴールタイムかなと思っています。
ということでその3ではA3-A5までを解説しました。これでやっと半分。次回はA5からA7までを解説予定です。
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