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【コース解説その4】広島湾岸トレイルラン2022(A5からA7まで)
前回はA5までを解説しました。今回はA5からスタートします。A5までは下記リンクより。(その前のA3まではリンク遡っていくなどしてください)
A5中倉峠からA6南原研修所まで
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A5からA6まで6km(もうちょっとある印象)。林道ロード区間になります。このA5中倉峠は関門時間を設定しておりません。ここでリタイヤできないということではありませんが、もしここでリタイヤすると搬送とかに時間がかかる場合が想定されますので、怪我とかまともに歩けないとかでなく進めそうであればゆっくりでもA6目指してください。もしかしたら回復するかもしれませんしね。
ということでスタッフへの業務連絡。ここでは選手への叱咤激励、熱烈応援で送り出しお願いします!
ランナーのみなさんはこんな感じで元気よく行きましょう。もう半分来れた!あと半分!
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この中倉峠から上南原橋まで下っていきます。距離にして約3.9kmで385mの降下。なかなかの下りです。ここからそこそこ走れるんですが飛ばすけっこう足にくるのでのちのち後悔しますよ。
さて、峠出てすぐから1.8kmほどずっとこんな感じで石ゴロゴロ、ガレガレ区間です。気を抜くと捻挫確実。あとは躓いて転倒。筆者も数度躓いておっとっとーーー!ってなったことあります。可部連山ロングコース出たことある人で最近ここを走っていない人は頭の中のイメージを置き換えておいてくださいね。前みたいにかっとばせませんから。
あとたぶんここは多くの人が夜間なので慎重に進みましょう。
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ガレガレ区間済んだらずっとロードの下り。調子にのらず淡々と下りましょう。あとで上南原橋から登り返せなくなりますよ。
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上南原橋を渡って最初はゆるーーく登ります。南原研修所までのロード開始。ここの登り、元気ならなんなく走れる傾斜ですけどたぶん走りたくなくなります。足としっかり相談を。
そのあと暗い暗いトンネル通過。明るいうちに通過する上位陣の方々、ここの真ん中とかほんと真っ暗なので足元とか注意くださいね。
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ロードを下って来て中国電力南原研修所入り口を右折し少し進むとA6南原研修所になります。
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A6南原研修所からA7柳瀬キャンプ場まで
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A6南原研修所からA7柳瀬キャンプ場まで12kmの区間になります。ここから福王寺(山頂は通過しない)、螺山(にしやま)を越えて行く区間です。螺(にし)って普通読めないですよね。自分も最初読めませんでした(汗)
まず福王寺に向かっていきます。このルートは可部連山トレイルランのビギナーコースにもなっていますね。
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めったに車の通行無いと思いますが、横断の際はよく見て進んでください。この橋のところからトレイル開始。このルート、元気あれば走れる傾斜ですけど、だいぶ疲れた体だと所々しんどい箇所ありますので、走りたい人はゆるい下りなどだけ走ればいいかと。あとあまり人通りが多いルートではないのでサーフェス緩い箇所も見受けられます。あと猪が元気いっぱいエリアでもありますw
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この福王寺ルート、マイナールートなのもあって整備状況よくありませんでしたが、湾岸トレイル協議会の方がかなりきれいにしてくれて快適になってます。ありがとうございます。
下の写真、石段が出てきたらもう少しで福王寺の合図。階段と傾斜とで足腰に来ますが一歩一歩登っていきましょう。
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福王寺の燈明杉の横の石段降りて門をくぐって出ると、下写真の手水舎(てみずや)があります。本来清めるための場所ですが、福王寺さんのご厚意でこの水を頭からかけてもいいということになりました。もし暑くて使う場合は心の中で感謝しつつ、一般の方がいたらそちら優先で使ってください。もちろん写真にある柄杓を破損させたり粗末に扱う事のないようお願いします。
なお、後程出てくる毘沙門天にも手水舎ありますが、あちらはNG。そのかわりトイレの水道、外にあるホースは使ってもいいよと言われております。また後述します。
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さてこの福王寺から亀山の虹山団地入口交差点まで約2.7km380mほど下っていきます。福王寺から出ると石段、コンクリートの下り坂があるので足元注意。少し進むと下記写真のところからトレイルに入っていきます。左の方に車道(ロード)ありますが、そっちに行かないように注意ください(看板設置、テープ注意)。
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さきほどの入り口からあがったら右側注意。看板は設置しますのでそこを右折して、一気に下っていきます。けっこうな角度。基本シングルトラックであり、ブロックでの階段もあり、捻挫しそうな箇所が連続しますので慎重に下りましょう。
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途中、下記のような展望地があって先に進むと(行き止まり)右に螺山、左に阿武山とこれから行く山がどーーーんと見えるんですが、おそらく多くの人が夜通過。。。うう、残念。見れなかった方は違う機会に訪れてみてください。
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下っていくと階段あり左折してからすぐに右折します。ここの階段急なので気を付けてくださいね。また右折箇所見落とさないように。
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少しトレイルを下ってきて、街に降りて信号があるので渡り、団地内に入っていきます。ここからは矢印、テープを見落とさないように慎重にすすみましょう。
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行ききって下記写真のところから上がって行きます。実はこの手前にも「ここ上がるの?」って箇所ありますが、一番奥にありますので矢印出てくるまで進みましょう。
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団地内、ここの信号の無い交差点渡ります。ここ警備員配置してます。抜けけ道で使う車多めなんですよね。なので絶対指示に従ってください。
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団地内テープなどに従ってうねうね曲がって進むと螺山登山口。写真にはないけど「クマ出ます」の看板あり。螺山、実は目撃よくされてるんですよね。筆者はここではあったことありませんが、こんな団地がすぐのところに出るとは驚きですよね。ここから山頂までは1.8km340mアップです。
さてしれっと書きます。筆者の分析というかアドバイスですが、この螺山からがこのレース本番と思ってください。この前まではアップです。
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登山口を進みすぐに右折し、しばらく並行移動。そこそこ走れますね。ただ下の看板が出たらそれも終わり。ここから本当の登り開始(山頂まで1km登り260m)。途中つづら折りも現れるきつい登りが続きます。
個人的な話になりますが、筆者「低山なめるな」というイベントを広島でやってますが、まさにこの螺山は低山なめるなにぴったりの山。低いからとか言ってたら最も痛い目に会う山だと思っています。
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そうそう、この螺山、木が枯れ気味で倒木多かったんですよね。確認のために試走するたびにさてどうしたもんかと思ってましたが、ここも広島湾岸トレイル協議会の方たちにより綺麗になりストレスフリー。きっつい!とか泣き入れることができなくなった、かも?
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山頂から1.5kmで345m下っていきます。急降下。ただ、諸事情により詳しい話はできませんが以前よりかなり下りやすくなってます。とはいえ、急な箇所には違いないので慎重に。
あと、下の写真箇所、人がいますが、その左側(レースでは進行方向右側)がストンと落ちてます。知っていればさっと通れる個所ではありますが、初見の方は危ないと思います。ほとんどの選手が夜間区間になることから、安全のため湾岸協議会の方がロープ張ってくれました。
またこの少し手前に安全喚起のため立哨を置く予定としています。声掛けされたら慎重に進んでいただきますようお願いいたします。
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さっきのロープ区間過ぎたら、岩が転がっている区間あります。これ、左から崩れてきたのが溜まってる箇所。捻挫注意。筆者はここ苦手です(汗)
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螺山降りきったら、少し住宅街をうねうねしてもらい、茶臼山登山口。なお、茶臼山山頂は踏みません。奥宮さんが試走来たときに直登コース一緒に登って「これ非力な人とか無理。無しにしましょう!」と二人で即決したので(笑)
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登山口から緩やかに登っていきます。少しトレイルが斜めってるところもあるので右側に滑り落ちないように。
登り切ってここの分岐をA7に向けて進みます。
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ここの尾根区間、走りやすいですが、だーーっと走って下写真の右折分岐を見落とさないように。イベントでこのコース使った時に「絶対に間違えるなよ!」と指示したにも関わらずまっすぐ進む奴が数人いましてね(おい!)。とんでもない場所から降りてきて合流するの見ましたから(笑)もちろん看板設置します!!
ちなみにOプロ。一番最初に来たときはまーーーっすぐ進み登山口でもなんでもないところから降りましたねえ。懐かしい(笑)
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しっかりこの解説を見ていただいてる方に、こそっと情報。このキャンプ場入り口に自販機2台あります。ここで買ってエイドですぐに缶など捨てれますね(笑)ただし、到着時に飲みたい物があるかどうかは保証いたしかねます!
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やっとA7まで来ました。次回はA7からA9目指して書く予定。日本を代表するハイキングコース阿武山からスタートですねえ( ゚∀゚)アハハ八八