本屋が気になる「今日の新刊」9冊 — 7/23
本屋「バリューブックス」で編集者として働く飯田の、気になる「今日の新刊」です。
毎日新たに約200冊も出版される新刊に目を通し、気になったものをまとめています。思いがけない、幸福な本との出会いがありますように。
《君に会いたくて、二万光年を飛びこえたんだ。》 人間と宇宙人の、想像を超え、時空を越えた、一途でさわやかなSFラブストーリー。
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やさしい心を持つハナは、つき合って11年になるキョンミンに振り回されてばかり。 この夏休みだってハナを置いて、流星群を見にカナダへひとりで出かけてしまう。 そしてカナダで隕石落下事故が起こり音信不通に。 心配をよそに無事帰国したキョンミンだが、どうも様子がおかしい。 いつもとは違ってハナを思いやり、言葉づかいだってやさしい。 嫌いだったナスも食べている。 ついには……口から青いビームを出しはじめて……。
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もう二度とこれほど甘い話を書くことはできないと思います。 ——チョン・セラン
両親を射殺して出頭。しかし「刑事責任能力」はナシ。 統合失調症により心神喪失した凶悪殺人犯はどこへゆくのか。 犯罪精神医療界の構造的な歪みと限界を暴く第一級のノンフィクション。 【精神医療、司法制度に関心のあるすべての人の必読書】
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愛を知らない孤独な青年が、ある日、自宅で父と母を射殺した。 しかし、統合失調症のため、司法精神病院へ措置入院となる。 過剰投薬の拒否、回復の徴候、脱獄未遂、自ら弁護人となっての本人訴訟……。 ――そして彼は、今なお病院から出られないでいる。
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犯罪者は逮捕後、世の人々の前からは消えるが、いなくなったわけではない。人生は続くのだ。重警備の刑務所で、あるいは司法精神病院で……。 本書は、評決が読み上げられ、判決が下されたところからはじまる物語だ。 複雑かつ混沌としてはいるが、その後のストーリーはひっそりと、たしかに存在している――。 《当代随一のノンフィクション作家にして精神分析医が描く、殺人犯の青年に降りかかった判決後の驚くべき人生とは》
すーぐなんにでもハマってしまうオタク・カエルDXの「オタ活」日記!!
初等教育から始まる情報系の教育改革が進む現代において,教養となる基礎的な部分を,専門家が一般読者向けにやさしく解説.多岐にわたる人工知能の分野を概観し,これからの発展を正しく観察できる教養を学ぶことができる.
現代的な問題意識をもって捉える音楽とファッション 文学や映画も巻き込んだ鮮やかな考察で、文化の見え方が変わる
健康寿命を伸ばすには、中高年こそ筋トレが必要。年代に合わせ、科学的に実証されたトレーニング法をイラスト図解で伝授。
直葬・墓じまい・孤立死などが勃興し、一方で伝統が消滅しつつある死者儀礼。その実態・制度・観念を取り上げ、歴史的把握を試みる。
生活保護特区=生活能力に乏しく自立困難な者を国が保護する区画。俗称マントラアーヤ。貧困、差別、格差をめぐる癒しと革命の物語。
Chim↑Pom from Smappa!Groupの元リーダー、渾身の書き下ろし40万字(単行本3冊分)!