本紹介📕 〜秘密〜
みなさんどうも!
2回目の本紹介をしていきたいと思います!
今回は、
東野圭吾さんの「秘密」
2回連続で東野さんってどんだけ好きなんだって感じですが笑
あらすじ
妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。
妻の葬儀の夜、意識を取り戻したはずの娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。
その日から杉田家の切なく奇妙な〝秘密〟の生活が始まった。
映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった感動の長篇、文庫化。
キャッチコピー
「このやさしくて苦しい秘密にあなたはどんな涙を流しますか?」
もうあらすじから気になる所だらけですね笑
そしてこの物語、かなり長い間、藻奈美の体に直子が宿っているんです。
小学5年生だったのに、もう大学受験の高校3年生まで直子が藻奈美の体で生活していきます。
もちろん、勉強や、受験、友達関係のことも全て母である直子がするのです。
最初の方は面白さの方が勝っていましたね笑
そして夫である平介が他の女性に恋をしてしまつたり…
妻であるはずの直子は存在しているのですが、
やっぱり見た目は娘なので、以前のようにはいきません。
そして逆に直子(藻奈美)が同級生に恋心を抱いたり…とかなりラブストーリー的な要素もあります。
娘に恋人ができたときの父親の態度、ともまた違った描写でしたね。
だって、実の妻が誰かに恋してるんですから。
(まぁ、平介も自分のこといえませんが笑)
しばらくはこのように時が経って、直子(藻奈美)が成長していき、平介と奮闘していく様子が描かれています。
しかし、物語の終盤から怒涛の展開となり、急に切なくなっていきます。
ネタバレとなるので詳しくは言いませんが、
最後の結末には涙するはずです。
読了後に表紙のイラストを見ると、
「あ〜、これはこういう事だったのかー」
となります笑
途中で恋愛要素が絡んでくるときに、
「これは中学生が読んではいけないのでは…」
という描写が度々出てくるので、せめて高校生くらいになってから読むのをオススメします笑
かなりページ量があるので、じっくり感情移入できて泣ける本を求めている人にオススメです!
では!