韓国語翻訳練習 ハ・テワン~全ての瞬間が君だった~㊾「2.二人だけの季節が始まった瞬間」
不慣れな始まり
今日はどうやら香りのいい夜の空気の中を歩いていたみたいだ。
僕の肩の少し下で揺れる君の髪は
冷ややかな夜空に似て少しずつ暗くなり、
夜空にちりばめられて光を放つ月と星のように、
君の目、鼻、口のどこも光っていないところがないようだった。
僕はすごく運がよかったみたいだ。
君はかわいい。いや、かわいいよりは笑える。
あ、簡単に言えば
君は僕をいつも笑わせてくれるってこと。
ごめん、
君に関わることはまだすごく不慣れだ。
君に初めて向き合った時、
僕が
ちらちら
君に視線を送っていた時。
それが
愛だったように。