韓国語翻訳練習 ハ・テワン~全ての瞬間が君だった~57「2.二人だけの季節が始まった瞬間」
そう、それが愛だ
君はゆうべ何の色を塗って
そんな明るい顔をして
僕の目の前でつぼみを綻ばすのか。
にっこり笑って手を差し出す子猫も、
ガラガラと音を立てて崩れるリビングのジェンガも、
微笑みを浮かべて僕に抱かれる君に比べれば
それほど美しい平凡さはないようだ。
だから、オレンジ一皿を僕たちの間にきれいに置いておこう。
そして僕たちの手が重なったタイミングが来たらその時だ。
その時、僕たちは秋と冬を知らずに越えて
春に目を覚まそう。
それから元々愛していた人のように
自然に唇を合わせて。
そして聞こえてくる猫の泣き声に合わせて
お互いが誰かを確認するんだ。
そう、
それだ。
それが愛だ。