水中人工物恐怖症
少し前、面白半分に自分の恐怖症について散策していたら、当てはまるものを発見。
水中人工物恐怖症、Submechanophobia
水中人工物恐怖症とは簡単に言うと水中にある人工物に恐怖を覚えるらしい。例えば海の底に建っている像やプールの水中に設置されている部品、遊園地の水のアトラクションに出てくるヤツがある。正直、この恐怖症を認知してしまったせいで余計苦手になってしまった。
アトラクション
水の中を小さなボートに乗って進むタイプのアトラクションはよくある。その乗り物に乗り込むときに水上から見えるレールがもう苦手。遊園地類はもともと好きなので、ムードを壊したくなくて知り合いの前ではポーカーフェイスを維持するが、服の下で鳥肌がわめきちらしている。
ユニバのアトラクション
ジョーズは人食いサメに脅かしてもらってスリルを楽しむ乗り物なのに、それとは別の恐怖の感情が裕に超えてくる。サメ型のメカが水中で待機しているという状態が一番怖い。
というかジュラシックパークの水中で上下運動を繰り返しているタイプの恐竜が一番苦手かもしれない。
海底水族館
世界には実際の海底にあるアートや歴史的な建造物を観ることができる美術館というものがいくつもある。なかでも有名なのはメキシコのカンクン海底美術館。ダイビングやシュノーケリング、もしくは底がガラス張りのボートで観ることができるらしい。
美しい海の底に沈む、神秘的な彫刻。
絶景だと思う。素晴らしいと思う。
いや、地獄か。
これは美術館が好きな友達が旅行で一緒に行こうよと誘ってくれて知った。
私の恐怖を知ったうえでの当てつけか。いやおそらくたまたまであり、わざわざ誘ってくれているのであり、親切だ。そうだ。いろいろ明けて、数年経って落ち着いたらね、と誤魔化す。
一番の脅威は
水族館でみる水槽の中の器具は全く問題がない。全てが苦手ではないということから怖いもの見たさで水中にある人工物の画像を調べ、自分の恐怖を分析してみた。
その結果
水面から像が少し出ている、もしくは水の上から実態が見える、
周囲が暗く、
像が大きければ大きいほど、
水が深ければ深いほど、
私の恐怖は倍増することがわかった。
最後に
この恐怖症は最近になってスポットライトが当たった多分アマビエタイプの恐怖症だと思うが、まだ知らない人も多い。私は最低限のクロールと平泳ぎはできるのにも関わらずなぜここまで苦手なのだろう。自分自身が不思議でたまらない。
画像は載せられなかったので、ぜひ画像検索で挑戦してみてほしい。