自分と思考② 千年女優
前提
・千年女優を初見で見た
二つ目の日記でいきなりレビューを書くのか、とも思った。でもこれは、自分の思考をまとめる日記企画。感想を書きながら、自分がこのアニメを見てどう思ったのかをまとめようと思う。
千年女優とは
この作品は2001年に劇場公開されたアニメーション映画である。監督は今敏で、現在復刻上映を行っている。気になる人はここでブラウザバックして、何も知らない状態で見に行ってほしい。
自分のざっくりアニメ歴
自分は、同世代の人より多くアニメ作品を見ていると思う。学生の頃は、夜中起きたり、録画したりして毎シーズン4,5作品程度見ていた。しかし、社会人になり全体的な視聴時間は減った。そのため、今も毎シーズン数作品見ている人には到底かなわない。しかし、現在は劇場アニメを中心に見ている。その時はその作品のTVシリーズを一気見している。他にも、昨年自分は、新潟国際アニメーション映画祭へ行って海外作品も見た。だから、少しは多様な作品に触れていると個人的には思っている。
因みに最近見たアニメは呪術廻戦2期。年末年始には『鬼滅の刃~刀鍛冶の里編~』も見た。今はガンダムSEEDが映画化するので、そのために全部見ようかなどど考えている。
ネタバレなし部分
自分は、『千年女優』をとても楽しんでみることができた。一番面白いと思った部分は場面の展開だ。この展開がアニメーションならではの魅せ方だと思った。演劇や表現の見せ方などに興味を持つ人は、この作品をより楽しめると思う。
2001年のアニメーションと思っていたが、今見ても新しさを感じる他にはない魅力が詰まった作品だった。
少しネタバレあり
自分は、この作品を見てずっと楽しんでいた。上映中ずっとアニメーションならではの虚構と現実的な要素の混在が異質だった。千代子の回想の中に入ると、立花と井田の姿は消えるのではなく、そのまま登場した。明らかに周りから浮いている。しかしながら、この二人の恰好などは、アニメーションとしての心地良い違和感に収まっていた。また、この二人が回想でコントのように掛け合うものの、ストーリーの本質からは全くぶれていなかった。そこがすごいと感じた。
全体的に場面はパッチワークのように道が切り変わっていくが、視聴側としては意図的に凸凹道を歩まされている感じだった。
個人的な面白さのグラフとしては、今監督前作の『パーフェクトブルー』はずっと右肩上がりだったのに対し、今作は面白さを保ったままの一定で楽しめた。
是非見れる方は劇場で見ることをお勧めします。
長々と駄文に付き添ってくれた方ありがとうございます。読んでくれた皆様がより幸せになりますように
次回は、自分が好きなアニメの部分と呪術廻戦について思ったことを書こう思います
(Top画像は上映時に貰ったミニポスターの写真を使用しています)
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