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より自由なアーティスト活動のためにビジネスパーソンとしての幅を広げる【キュンな転職ビフォーアフター 〜Regrit Partners 木村仁星さん編〜】

4歳からピアニストとしてのアーティスト活動を始め、仕事の傍ら演奏を続けてきた木村仁星(にせい)さん。
ひとつのキッカケから本格的に活動をすることを決め、より良い条件の企業に転職したいと、民間のコンサルティング企業に転職をしました。ですが、最初はコンサルティング企業は選択肢に入っておらず、Kyun Agentで自分のやりたいアーティスト活動のことを話して提案してもらったと語ります。

また、キャリアにおいてもエンジニアからコンサルタントへ、WEB企業や研究室とさまざまな環境でチャレンジしてきました。今までどのように選択し、今回の転職活動ではどのように考えたのでしょうか?お話をお伺いしました。

名前:木村仁星さん
年齢:33歳
勤務先:株式会社Regrit Partners
ポジション:コンサルタント
居住地:東京都港区
趣味:海外旅行、身体づくり


異職種・異業種でのキャリアで乗り越えてきた壁

ーーまずは、お仕事について教えてください。どのようなキャリアを歩まれてきたのでしょうか?

新卒から約6年はエンジニアとして働いていました。1社目は大学生のときから長期のインターンで働いていた会社で、半年後くらいにWEB系の企業に転職しました。

当時AIの波が来そうだなと思って、仕事とは別でプロジェクトを立ち上げました。その後、籍を移す東京大学松尾研究室には、「AIの分野を深めたい」「厳しい環境で一番下のところからチャレンジをしたい」という理由での転職でした。

ーー職種や業種の異なるキャリアを歩まれていると思うのですが、どのように経験を積まれてきたのでしょうか?

1社目でなかなか成果を出せず、転職する流れになってしまったのですが、2社目ではかなり手厚くサポートしていただいて、社内のMVPを取れるくらいに成長できました。

自分の特性上、続ける力が人一倍強かったのと、相手が年上年下に関係なくフィードバックを受け止めて改善することを意識していたので、2社目で成長できたのかなと思います。

松尾研では優秀な方が多く働いていたので、自分のポジショニングには四苦八苦しましたね。ですが、コンサルタントとして抽象度の高い仕事や仮説を立て、動かすことができるようになりました。

結果を出した分だけ大きな仕事をもらえて、民間にはないような魅力的な仕事がたくさんできて、良い経験を得られましたね。

ーーそのように働きながら、ピアノも続けられていたんですね。

クラシックピアノは4歳から始めました。兄もジャズピアニストで、大学では同じジャズ研に入っていたんですが、自分は音楽では食べていけないなと思って、企業に就職したんです。

ただ、兄のつながりで時々僕にも声をかけてもらえて、少しだけ活動を続けてました。
さらに、3年前に大きめの会場で演奏する機会があって本格的にやってみたら、反応が良くてまたやってほしいという声もいただいて。

そこから機会が増えて、ちゃんと形として残るものをつくろうと兄とアルバムを出して、全国を回って、セミプロのような形でデビューしました。

Kyun Agentで自分が何を優先すべきかが明確に

ーー松尾研でも充実していたように思うのですが、なぜ転職を考え始められたのでしょうか?

アーティスト活動をより本格的に取り組むために必要なお金も増えていたので、報酬面でより良い条件の企業へ転職したいと考えるようになりました。

ーーなるほど、アーティスト活動の優先度が上がったんですね。では、なぜKyun Agentへ?

代表の奥本(照之)とは高校からの友人で、彼がエージェントを始めていたのを思い出して。
16年くらいの付き合いになるので、僕の人となりや良いところも悪いところも理解してますし。あとは、人を見るのが上手いというか、話したことに対していろいろな角度から問い直してくれるので、彼にお願いすることにしました。

しっかりと僕の要望や今後に対する考えに耳を傾けてくれて、サラリーマンとしての幅を広げてアーティストとして自由に活動できるようになる選択肢を提示してくれました。
自分では IT系全般を広く見ていたんですが、奥本からは民間のAI系スタートアップやコンサルを紹介されて。

全部を一気に叶えるのは無理だから、どこを伸ばして、どこを押さえるかが大切」とよく話してくれました。
自分の場合、今回は民間で鍛えて幅を広げること、アーティスト活動を自由にできるように報酬面の条件が良いことの優先度を上げてもいいかもねと。

ーー最終的に、現職のRegrit Partnersに決めた理由は?

「人」の面が大きいですね。
面接をしてくださった執行役員の方が、ご自身のキャリアのなかでバイネームでの仕事の指名をいただいた経験があったエピソードを聞きまして。
まさに自分も個人で仕事をできるようになりたいと思ってたので、決め手になりましたね。
現在はコンサルタントとして働いています。

自分の名前で仕事をもらえるビジネスパーソン・アーティストを目指して

ーー入社して約1年半が経ちましたが、仕事やアーティスト活動でどのような変化がありましたか?

まずは、転職して本当に良かったです。
松尾研にいたときは、どこででもやっていけるだろうと思っていたんですけど、全然そんなことなくて。先生の知名度があってできていたこともあったし、発想がエンジニアチックというか作業者寄りだったので、自分で考えて仕事をつくる発想がなかったことに気付かされました。

あと、時間の感覚も変わりましたね。
以前は週単位で仕事を考えていましたが、コンサルは一日一日でバリューが求められます。いかにその日でバリューを出すか、が重要になりました。

お兄さんとのアルバムのジャケット

アーティスト活動も、兄に頼らず依頼をもらえるようになり、独り立ちできました。兄はブルーノートで演奏するくらい有名なので、今まで依頼してもらったのも弟だからという理由もあったと思います。

なので、自分の名前だけで仕事をもらえるようになりたいと、昨年自分だけでアルバムを出したりInstagram運用に力を入れたりしてきました。
今年後半はより幅を広げる予定で、ピアノや管弦楽器、オペラのコラボとかもやっていくつもりです。

ライブの様子

アーティスト活動を本格的に始めて、不確実性や次に何が起こるかわからないワクワク感、半年後や1年後の自分がどうなってるかを予想できないのが楽しいですね。
ひとつの場所でキャリアを積み続けるのも素晴らしいことなんですが、自分は予測できるよりもできない方が好きだなと気づきました。

ーーアーティスト活動と仕事と両立するのは大変な場面もあると思いますが、どのようにバランスを取られているんですか?

ピアノはコンサートの1ヶ月くらい前から本格的に準備を始めて、仕事では本業以外も含めると常時3〜5個程度のプロジェクトが進んでいるので、それぞれいつどの程度力を入れる必要があるかを整理をして、リソース配分を考えてます。
ここでもコンサルタントの仕事が生きていますね。

自分の選んだ選択肢を正解にする覚悟が大切

ーー転職活動をしている方・検討している方にアドバイスをお願いします。

自分ごとで意志決定すること、自分の意思決定にはしっかり覚悟と責任を持つことですね。
周りの人って判断材料は与えてくれますが、意思決定してくれるわけではないです。自分の頭で考えて腹落ちしたうえで決めないと、どこかで言い訳が出ちゃうんですよね。
決めたら、その選択肢を正解にするという意気込みが大切だと思います。

ーーKyun Agentはどのような方におすすめですか?

特にやりたいことがふわっとしてる人は向いているんじゃないでしょうか。
奥本をはじめとするアドバイザーの方は、いろいろな角度から問いを投げかけてくれるので、「自分はどのような人間なのか」「何を求めてるのか」と壁打ちするうちに、転職活動でどの条件を優先すべきかが見えてくると思います。

自分の思っていることは分からないことも多いので、奥本のような壁打ち相手は大切だなと思いましたし、ここまで人に向き合ってくれるエージェントもなかなかいないと思いますね。


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