心慰めて

愛されていないという感情はどうしてこうも感情を肥大させるのか
愛に満ち足りている時、私は全てが充足していた。
全てが素晴らしく、周りのものだけに及ばず世界に感謝する気持ちだった。
人に愛されるということは、生きる上でそんなに重大なものなのか、と今日ふと頭によぎり、そうなったらよほど恐ろしい。
愛で左右される人間。それが自分だとしたら、一人で前向きに生きていけなくなることになり、いま、かろうじて愛をくれる人間にまた、縋ってしまうことになりよほど惨めだ。知りたくなかった。
私を一番に優先してくれなくなった時、まあ最初は格別なおもてなしでも受けていたんだろう馬鹿らしい、でも不満が溜まり不安になる。
与えないでくれ小さな喜びそこら辺の花でも見つめて幸せでいられた
温かさはあまりにも優しすぎて幸せすぎるから
だから全部愛してくれなくていいし愛なんて始めからくれなくていいよ、長続きしないんだから
何を好きなのか言ってからそういう言葉投げかけてね、昔言ってくれた壮大な言葉が、お互い言うことが習慣になっているその言葉が無責任に宙に浮いて思いばかりが私に残って惨めだろう
惨めなんだ 私だけがデカい感情持って生きてんのに、受け止めてくれる場所が無いと惨めだろう
恥だから、そんなデカい感情なんて容易く持ちたくなかったんだよ
それでもいいと言ってくれたのに、だから塞き止めていた感情放流したのにこの様は、情けないね
責任取ってくれよ、じゃないと生きてかれない
愛だの恋だの惚れた腫れたに明け暮れて、て私も結局そんなんでしか生きてかれない愚かだ
救いようがないヮ
頑張って生きようケーキやハンバーグで心を癒して
しょうもない人間だがほんとに癒されるんだ、日々の些細な憂鬱に  
しょーもないほど俗な人間だ昔からわかりきっている

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?