これやこの 行くも帰るも別れては
三連休、長野県松本市を訪ねてきました。
子どもたちの保育園時代のうち2年間を過ごし、半年前に転出した場所です。
早くも懐かしくなった顔が見たくなって、旅行に出かけました。
半年ぶりに、
アパートのご近所さんや、保育園の同窓生たちと再会。
連休に都合つけてたくさんの人が会いに来てくれて、
「久しぶり〜!!」と、親子共に楽しいひとときを過ごしました。
子どもたちは200%の力を出し切って遊びました。笑
「来年はキャンプしようね!」「次はスキーだね!」と言い合って、嬉しさと寂しさの混じった気持ちで松本を後に。
息子の同級生たちは、親戚の子どものような存在。みんなの成長が楽しみでなりません。
こんな時、冒頭に引用した有名な百人一首の一句が思い出されます。
「会者定離」という言葉があるように、人生には、出会いもあれば別れもあります。
我が家は自分の意思で松本を離れましたが…、でもどんな形であれ、人生は出会いと別れの繰り返し。
蝉丸は、いろんな人が行き交いすれ違う逢坂の関に、そんな人生をなぞらえた、と解釈されるようです。
大事な人との時間は、関所ですれ違うようにいつもあっという間。
でも、だからこそ、何度も再会を喜び合えることのありがたさを感じます。
出会った人たちとLINEやSNSで繋がっていられることもありがたい。
住んでいたのはたった2年間だったけれど、松本は故郷のように大事にしたい場所です。
おまけですが、やっぱり長野は景色が最高。
写真じゃ伝わらないのがもどかしいけれど、何枚か載せてみます。
仕事と家事育児の両立で本当に憂鬱だった時期、
朝日に照らされた北アルプスの山々の雄大で美しい姿を見た瞬間に、心がさーっと晴れたことがありました。
そんなのも忘れられない思い出です。