ワーママ、やめました ー生き方編ー
「ワーママ、やめました」で「お金編」「キャリア編」と書いてきて、完結したつもりでしたが、第3弾を書くことにしました。
「お金編」の、続編です。
「生き方編」と題して、「働かなかったら、将来不安じゃない?」という点について書きたいと思います。
将来の不安
共働きをやめると、将来が不安になります。
なんの不安かというと・・・・
お金の不安・・・です。
お金編で、
「食べるものと住む場所に困らなければ満足しよう」
という結論に至った話を書きました。
実際そこまで切り詰めているわけでもなく、子供の習い事も通わせてあげれているし、それ以上は欲張りだよねって気づきました。
サブスクを色々契約するとか、高い買い物をするとか、旅行するとか、そういう観点では色々あるかもしれませんが、昔話の優しいお爺さんやお婆さんを見た上で、それ本当に必要ですか?と自問したのです。
ここまでは前回の話です。
でも、じゃあ・・・
「食べるものと住む場所に困るような日が来たらどうするんですか?」
というのが、問題ですよね。
ブランクがあったら再就職も条件が悪くなるよね?
体力的に大変な仕事にしか就けなくなるんじゃない?
みんな働いてるよ?
今は夫の収入でやっていけても、夫に何かあったら?
老後はどうするの?どうなるの?
仕事をしていないほど、不安が膨らみます。
この不安に折り合いをつけた私なりの思想について
今日は書いてみたいと思います。
結局不安はなくならない
働いてないのは将来が不安、心配。
じゃあ、逆に
働いてたら、不安がないのでしょうか?
病気になるかも
過労でやっていけなくなるかも
このままでいいんだろうか
上司に嫌われて待遇悪くなったらどうしよう
この仕事、これで大丈夫かな
あのクライアント怒らせたかな
物価はどうなるのかな、賃金はどうなるのかな
日本って貧しくなるのかな
働いてたって、結局不安だらけです。
会社を辞めて起きる不安は、不安の種類が「収入」に偏っただけっていう感じがします。
「収入に関してリスクは高くなるよね?」と言われるかもしれませんが・・・
A:収入は高いけど夫婦揃ってストレス状態に晒され続けている共働き
B:収入は少ないけど片一方が心身とも健康で「子供が熱出しても私が見るから全然平気よ〜」っていう今の状態
どっちがなんのリスクが高いか、正直微妙なところじゃないでしょうか?
(※共働き=Aの状態と決めつける気はなく、以前の我が家がA状態だったのでその比較にしてます。)
片方が心身とも超健康なら
いざという時のバトンタッチも軽やかにできるかもしれません。
「不安は決して無くならない」
この事実を認識することで
「じゃあ、まあ、仕事辞めても同じことか」って軽く思えるようになりました。
もちろん、お金の勉強をしながら、等身大の範囲で、将来困らないように努力や準備は、しています!念の為。
感謝
もう一つ、大事なことがあります。
やめて何をするか?です。
仕事を辞めてから、私は、知り合いや、お友達や、園の保護者つながりなどなど色々な場面で「私仕事してないんで!」を合言葉にして、人の役に立ちそうなことは率先してやるようにしてます。
「私仕事してないんで!」と言ってちょっと人の役に立つ
周りは働くママばっかりですから、意外と役に立つ場面があることに気づきました。
習い事の送迎とか、子供の見守りとか、保護者の役員の仕事とか。
「誰かを助けるチャンス」があったら、ラッキーと思うようにして「いいですよ」と言ってます。
そうすると、みんな「ありがとう!!」と言ってくれます。
身近な人からの「ありがとう」は最高の報酬ですよね。幸福度を上げてくれます。
そして、こういうことを通してできた人間関係は確実に
私の生活を豊かに、安心して生活できる環境をつくってくれています。
そう。将来の不安に折り合いをつけた私の思想というのは。
出会った一人一人の役に立つような行動を心がけて生きてたら
生きる場所に困るってことはないんじゃないかなあ
ということなんです。
結局は、居場所がなくなることが怖いんだと思います。
食べるものも住む場所も「自分のお金で」手に入れられなくなった時に
誰からも見捨てられてしまう。居場所がなくなる。
これは悲劇ですよね。
だけど、人と人とのつながりの中にいれば、
現実的には、仕事を与えてもらえるご縁もあるでしょうし。
どんな形であれ、人と人との関係の中で、「生かされる」んだと思います。
居場所があるっていうことです。
円安、物価上昇、日本貧困化・・・
お金を持っている人ほど暗くなるニュースが多い気がします。
そんな中で、収入やお金を心の拠り所にするのではなく
身近な人たちに素朴に感謝されて生きていく方がよっぽど安心感があるなあ、ということを私は最近ひしひしと感じています。
他にも、地域でボランティアをしてみたり、
児童相談所で養育里親の登録を進めたり、
困っている恩人の会社運営を無償で手伝ったり、しています。
その辺の活動もまた記事にしたいと思いますが、
とにかく、子供が帰ってくるまでの間や子供が寝た後、
なんやかんや多忙で充実しています。ありがたい限りです。
まとめ
「ワーママを辞める時に将来の不安はありましたか?」
と聞かれたら「はい」です。
「辞めなければ不安がなかったですか?」
と聞かれたら「いいえ、不安の嵐でした」です。
それに気づいたときに、「じゃあ、まあいっか」と思うことができました。
そして、今は「私仕事してないんで!」を合言葉にして
「出会った人の役に立って生きていこう」と思って
あれこれチャレンジしている日々です。大変充実しております。
人の役に立ちながら、感謝し感謝されて生きていけば
私の居場所はどっかに残るんじゃないかな、って
少々楽観的かもしれませんが、思っています。
以上、ワーママを辞める時に感じた将来の不安に折り合いをつけたお話でした!
ここまで読んでくださってありがとうございました!
終わり
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