きゅう
2008年生まれの息子との奇跡と軌跡
自分の事でタイトルまんまです。
終わったことなんて どうでもいいのにさ 流されて流されて 私は誰? わかってるんだよ 頭では ブッ飛んだ常識はずれの現実味のない夢ばかり描いて 身丈なんて考えない あ~ここをやってくれる誰かいないかななんて考えたりして。 こうすれば!あーすれば!いいって閃きは 闇に引っ張られて いつも泡になって消え去る この足が前に動かなくて 踏み出しても いつも同じ所をさ迷ってんだ あんな人こんな人 たくさんいるから 面白い 人ばかり見て自分がわからなくて 人の真似し
2019年11月に海岸で出会った人は息子の野球専属コーチとなった。 入団しているスポーツが終わり帰ってくると、いつも夕方からYouTubeを観ながら食事をして宿題をする息子の横で私はゴロゴロと転がって「母ちゃんはテレビがみたいよーテレビみよーよ~」と言うのが主流だった。 なんかつまらんな…と思う日常に 息子が夜釣りに行きたい!というから ガバッと起きて返事をした。 「いーねー!!行こう!!」 冷凍庫から魚の餌を取り出して釣り道具を車に積んで ルンルンと向かう 「
今日の晩御飯なに作ろう… 息子と野球コーチの顔が浮かびながら 冷蔵庫を開ける。 私は料理が基本めんどくさい。 でも、美味しいと食べてもらえると滅茶苦茶嬉しい。 スイッチが入るのは 美味しそうに食べる姿が想像できてから。 自分だけの時は 作るのがめんどくさいから ご飯とふりかけとか カップ麺とか ビールだけとか 残り物とか そんなんで充分 自分の為に作れたらもっと良いのかもしれないけど。 他人の為に生きてきた人は 無気力になりがちだって、聞いたことがある。 そ
私は息子の野球クラブの副会長だ。 会長から、電話越しでお別れ野球大会をお願いしたいのを遠回しに言われた。 私は昔から相手の状況や気持ちばかり優先して、頼まれたら自分がどんな状況でも相手の方が大変そうだと中々断るってことができない人だった。 今回の電話でも、会長が仕事で大変だという話を聞きながら会長の状況を想像する。 息がつまる やっと、自分の事を見つめられるようになったのに、もうやりたくない。これ以上他人の世話に時間を使って、自分を見失ってたら、我が子が犠牲になる。
1月29日、空は曇っていてるけど静かで エネルギーや何かが湧き出る感じでもなく、ただただ静かで自然だ。 ちょうど12年前のこの日もそうだった。 場所は違うけど、何だか再現されてるようで、変な感じ。 あの不思議なくすぐったい記念する日の空の写真を撮ろうかと浮かんだたけど曇りで、そのまま時が流れた。 なんてったって今日は、記念する誕生日だ。 隣で寝ている息子。 目が自然に細まる。 顔立ちが最近、更にはっきりしてきて、しっかりとした顔立ちのなかに、あどけない顔がまだ残る。
最初に「天才」を認めるのは、この世でたった一人だ。世間はずっと遅れる。 朝ドラのツイートを読んで、この前、息子と話した事を思い出した。 「僕は母ちゃんは天才だと思ってる!」 自分を卑下してるつもりはなかったのに、そんな台詞はじめて言われたから、ちょっと、驚いて、ありがとうって、軽い気持ちで返事した。 あ~。それにしても本当に愚かだ。今頃気付くなんて。 我が子をこの世で最初に「天才」だと、思えていなかった事を恥じたと同時に、私をこんなにも見てくれてた息子の気持ちが心を溶
母ちゃん ぼく、悪いことしたかな? 母ちゃんの顔がぷんぷん 母ちゃんがぴりぴりしてる 母ちゃんが 笑ってくれない 母ちゃん ぼく悪いことしたかな? 思いきって聞いてみたんだ それどろころじゃないのよ! 母ちゃんはそう言った ぼくのことじゃないみたいだけど なんだかチクチク ぼく、母ちゃんが笑ってくれないから 母ちゃんみるとチクチクするよ
ねぇ!みてみて! ちゃんと、ぼくをみてよ。 こんなにできるようになったよ ぼく、こんなにできるようになったよ ぼくが、えがいていた頭の中のことが 少しずつ できるようになったよ まだまだできないことはあるけど 母ちゃん ぼく、がんばってるんだ 母ちゃん ぼく、できるようになったよ 母ちゃん ぼく、母ちゃんの笑った顔が大好きだ
ぼくはずっとずっと見てきたんだ あなたが楽しんでるときも あなたが笑ってるときも あなたが怒ってるときも ぼくはずっとずっとそばにいたんだ あなたが悔しがっているときも あなたが挑戦してるときも あなたが悩んでいるときも ぼくはずっとずっと願ってたんだ あなたの子どもになりたいって ぼくなら、あなたを幸せにできる ぼくなら、あなたの笑顔を守ってあげる だから 泣かないで そんなところにいちゃダメだよ ぼくが連れ出してあげるから あなたのことは誰よりも ぼくは
レオンちゃんが 守ってくれてる。 守られてる。 小さな身体のレオンに私は守られてる。 家の門に、サバトラの猫、レオンが座っている。呼んでも動かない。 あれ?いつもは、ピアノの横で昼間は寝ているのに。 普段と違う行動のレオンを見ながら今朝の出来事が浮かんできた。 歌を歌いながら野菜畑の草を一時間だけ抜いていると、猫の唸り声と「なに?」って、低い声が聞こえた。 振り返ると苦手な近所の男性が犬を連れて家の前で足を止めていた。 ウォークマンを止めイヤホンを外して、「いや
かゆい。 左足のくるぶしと 右腕。 かいーーーっ! ブーンブーンって、音たてて飛んでる蚊。 顔の近くに来たから、パチンって叩いたら蚊は逃げていった。 くっ。痛い。 これ以上、顔が潰れてしまったら、どーすんだ!
朝食の後、まわしにアイロンをかけながら願掛けして 我が子を見送る 10時半をまわって、化粧もせずに慌てて あなたに会いに行く。 今日は相撲大会。 可愛いお尻を出して、まわしを着けた沢山の子供たちの中で我が子をすぐ見つけると、顔がほころぶ。 大きくなったな。 はじめての相撲大会の時は、まわしを着けた子供たちの中で細い身体だったのに。 大きくなった。 細くて折れそうな身体だったなんて感じない。 友達とも楽しそうに話している笑顔が 大きな声で応援をするあなたが誇らし
サトウキビも かじゅまるも 草木も 風に揺れながら 空のブルーに映えていて きらきら。 目が開かない。 大地に向かって空から光が注いでいる。 綺麗だな。 命が輝いている。 私にも同じように空から降り注いでくれてるんだよな~。
自分だけのルール 自分だけの喜び 自分だけの楽しさ 自分だけの嬉しさ 私は自分を幸せにするために何が出来るんだろう。 ちゃんと考えてあげてなかったな。 私はずっと自分を大事にしてあげれなかったから、 やっと、分かってきて、私は私になれてきて、 少しずつだけど、魔法が使えるようになった。 優しく穏やかに時が流れる感覚がたまらない。 この柔らかい手を触ると私は幸せになる。 この子からの体温が私に伝わる。 横で寝息と虫の声。 心地よくて気持ちよくて。 静かな夜。 昼間のあな
見てみて! 作ったんだ! 小さな紙飛行機が宙を舞う 折り紙とは違う、自由研究で学んだ作り方の飛行機だ。 あっという間に吸収して自分の物にしていく成長が眩しい
なんにもない。あたしはなにがしたいんだ?今日はお昼寝して、仕事して。 なんにもない。