便利なサービスの裏側の努力
おはようございます!
大地球吾です
今回は、「便利なサービスの裏側」ということについて書いていきます
元ニュースはこちら
↓
1.知られざるBtoBドライバーの苦労
このニュースの見出しを見た時、てっきりコロナ禍による巣ごもり消費で物流の量が増え、BtoCドライバーが苦労している…という記事なのかと思いました
しかし、実際には、それよりも過酷なBtoBドライバーの苦労が書かれていました
記事によると、荷物の運搬だけでなく、手作業での積み下ろしまでをドライバーが行っていることが慣習となっており、その量がとんでもない量だということです
【一例】
「昔某大手運送企業で、東京発大阪行の荷物を5000個積んでいました」(50代長距離トレーラー)
「食品を10トン車に積めるだけ。軽いものだが約4500個やったらその後はもう運転したくなくなる」(長距離大型冷蔵車)
「毎日インスタント麺とその資材を扱ってます。客先に配送する時は大型車で2000ケース以上積みます。箱の種類が数種類あるのですが、小さい箱の場合、満載すれば4000ケースくらいは積めます」(50代地場大型)
「今までやってたのは30kgのコメ442袋、20kgの肥料600個」(50代大型)
※全て記事より引用
いかがでしょうか。。
この作業だけでも大変なのに、上記の荷物を積み込んだ後に長距離を運転し、目的地に着いたら荷下ろしをして、また空になったトラックを運転する…
長距離のトラック運転だけでも大変なのに、とんでもない仕事をこなしていることがわかります
2.BtoCドライバーも大変なはず
一方で、記事には「BtoCドライバーは消費者から労われたり、コーヒーの差し入れがあったりする」と書かれていますが、全員が全員そのような顧客でないのも容易に想像できます
中には、クレーマーのような方もいるでしょうし、指定された時間に配達に行っても不在だったり…と、様々なトラブルが予想できます
3.エッセンシャルワーカーに対して敬意を
エッセンシャルワーカーに限った話ではないですが、いろんな方の仕事が繋がって今の世の中があります
荷物が届くことも、スマホが繋がることも、銀行ATMが使えること、電気ガス水道が使えること、スーパーやコンビニ等で物が買えること、道路が整備されていること…挙げ出したらキリがありません
ついつい、人は便利さに慣れてしまうと「当たり前」になってしまいます
よく、「感謝の反対は当たり前」と言われますが、この世の中が今のように便利な世の中になっている背景には、とんでもない数の人の仕事や努力の上に成り立っていることを改めて感じてみると、感謝が湧き上がってきます
ミスを許して良いというわけではありませんが、暗い話題やニュースが続き、人々の心がトゲトゲしていると思うこの頃だからこそ、人に対して感謝をしたり、寛容になることが大事なのではないかと思いました