豊田章男社長のモノづくり
おはようございます!
大地球吾です
今回は、トヨタ自動車の話、とりわけ、豊田章男社長のモノづくりに関して書いていきます
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1.豊田章男氏とは
トヨタ自動車の第11代目社長で、第6代目社長の豊田章一郎氏の息子、トヨタ自動車創業者の豊田喜一郎氏の孫に当たる方です
豊田章男氏が社長就任したのは2009年ですが、第7代目社長の豊田達郎氏以来の創業家一族からの社長就任ということで、話題になったのを覚えています
慶應義塾大学を卒業後、アメリカ系投資銀行に入社するも、上司の助言によりトヨタ入社を決意したそうです
転職に当たって、父親である章一郎氏に相談するも「豊田章男を部下に持ちたいと思う者はいない」と戒め、「特別扱いはしない」と言い渡し、章男氏はトヨタ自動車に対して履歴書を出し、1984年に一社員として入社し、その後2009年に社長に就任します
根っからの車好きで、マスタードライバーとして市販車のテストドライバーをする一方、レーシングドライバー「モリゾウ」として、実際のレース活動もされています
2.ROOKIE Racingとは
豊田章男氏がオーナーとなっているレーシングチームで、市販車開発ドライバーとレーシングドライバーのより深い交流を目指すことを目的にしています
2021年は、スーパー耐久やスーパーGTといった最高峰レースにも参戦しています
3.自動車好きから見た、豊田章男氏以降のトヨタ自動車
豊田章男氏は、現代の自動車会社の社長としては明らかに異例かもしれません
しかし、豊田章男氏が社長就任以降、トヨタ自動車に魅力的な車が増えました
一時期は、良い車かもしれませんが、本当に当たり障りがない車が多かったです
しかし、2009年以降はレクサスLFA、レクサスLC、86、GRスープラ、GRヤリス…等といった車が発売されていますし、2022年にはGRスーパースポーツという1000馬力級のとんでもない車を発売しようとしています
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4.モータースポーツへの参戦
トヨタは、今現在、数多くのモータースポーツに参戦していますが、その理由は、「より良い車作りをするため」です
WECと呼ばれる、世界耐久選手権の最高峰クラスでは、同クラスにおける他社の撤退が相次ぎ、はっきり言ってトヨタはライバル不在の状態ですが、モータースポーツの過酷な現場で鍛えられた耐久性、最先端のテクノロジーから市販車に活かされている部分はとても多く、現在でも参戦を続けています
ディスクブレーキや回生エネルギーシステム、空力デザイン等、モータースポーツから市販車に転用されている技術はたくさんあります
5.水素エンジンでのレース参戦
トヨタは現在、水素エンジンでのモータースポーツ参戦を試みており、5/21〜23のスーパー耐久にて実戦投入をすべく動いているそうです
現在でもフォーミュラEのように、電気モーターでのモータースポーツもありますが、つい最近スーパーGTを見に行って改めて感じたのは、やはりあのエンジン音や排気音が興奮の一因なのは間違いありません
水素エンジンでのモータースポーツ参戦のプロジェクトが始まったのは2020年末とのことで、5ヶ月程度での実戦投入というスピード感は、モータースポーツ素人であり技術のことも全くわからない僕でも相当なスピード感であり、さまざまな苦労があったのではないかと推測します
スーパー耐久で水素エンジンを搭載したカローラがどのような走りをするのか、今後のトヨタ自動車がどのように変化していくのか、今後も楽しみです