純粋な魂
純粋な魂。
言い換えると、純度高めの愛情。
さらに言い換えると、変態的な熱狂。
そういうものが大好きです。
そして、他人のそのさまを見ることが好きです。
「私にとってこれが面白くて魅力的でたまらないんだ!」という熱量を相手から感じるとき、うるうるしてしまいます。なんなら、今も思い出しながら涙目。そして思うのです。
「ああ、純粋な魂!」って。
そういう人に出会えること、日常の中で何度もあることじゃないから、会えるとものすごく嬉しい、心が満たされて潤うような感覚になるのです。
最近久しぶりにそういうことがあって、やっぱりとても嬉しくて心震えて、ごぶさたしていたnoteを書いています。そして芋づる式に、これまで出会ったそういう人たちのことを思い出して、幸せになっています。
一番最初に思い出すのは、大学のときにものすごくお世話になったゼミの教授です。私、実は日本近代史専攻でした。正直、歴史はどちらかというと苦手です。が、今では卒論を日本近代史で書けたことを誇りに思っております。まあ今はそれはおいておきます。(このあと話すんだこの話も)
教授は少し早口で、近代史に対する知識と愛情が半端なくて、1年生の頃はその情報量の多さについていけずに、授業中にウトウトしてしまうこともしばしば……。(いやもうほんとにすみません、尊敬してますって書いているのにこれは良くない)
でもゼミが始まって、卒論を書き始めて、教授の凄さというものを改めて実感しました。ゼミ生に対するフィードバックが、すごい。うわあ語彙がなさすぎて何も伝わらないですね。なんかもう教授の話す姿を見ていると、「先生は歴史を学ぶことが心の底から楽しくてたまらないんだろうな」って(何様ってカンジだな、ごめんなさい)、まさに「生きがい」なのだろうなというのが、ひしひしと伝わってくるんですよ……!
そして私達ゼミ生の研究を楽しんでくださる、本当にありがたかった。「こちらも楽しかったです」と言ってくださるんですよ、もう本当にあの教授のもとで卒論を書けたこと感謝しかないです。ありがとうございます。
で、やっぱり私は、その姿、が好きなのです。
私は教授ほどの熱量で日本近代史に向かうことは出来ないけど、でも、ほんとに教授のおかげで研究することの楽しさを少し知れたこと、嬉しいなあと思います。そして、こうありたいと思えるような姿を間近で見ることが出来たこと、とても感謝しています。
そしてね、私の研究対象は"人"だったのですが、その人もまさに純粋な魂の持ち主だったのだろうな、と当時の史料から伺うことができるんですよ〜〜〜!
うわあ、語りたい。
この話に関しては今度別にnoteに書こうかな。
まじでね〜、超・魅力的なの!
何人か主要人物はいるのですが、その中でも推しは加藤光っていう方でして。大正・昭和の時代を生きて、小学校での演劇教育に尽力した方です。常にエンジン全開、アイデアマンで愛嬌の鬼、そんな人です。そんな人です、って、私は会ったことないし史料の中でしか知らないのだけど、それでも演劇と子どもたちへの愛が溢れ出ていて、研究の中で出会ったときから、ああ好きだなあ、この人のことをもっと誰かに知ってほしいなあと思っているのです。
いつかね、この人たちの話を演劇にしたいなあと思ってるの。楽しみにしててください♡
いやなんか話変わってるやん。
伝わってるかな〜〜、この気持ち。あのね、その人が「何が好きか」っていうことはあんまり関係なくて、いやそりゃ話聞けるのは楽しいんだよもちろん、でも、何かに夢中になっている人の姿がたまらなく好きなのです。研究する人とか、探求する人たち。他の人に何を言われても関係なさそうに自分の世界で生きてる人たち、まじかっこいい!!!!
それでさぁ、純粋な愛情、って最初に書いたんだけど、この愛情っていつの間にか、他のものが周りにくっついて濁っていってしまうんじゃないかなあ、って思うことがあるの。
まあ私の話でもあるのです。最近、自分がやりたいことに関して「なんでそれがやりたいのか?」って自己問答していたときに出てきた答えがエゴにまみれていて、びっくりしてしまった。有名になりたい、チヤホヤされたい、褒められたい、みたいな。突き詰めると、他人に愛されてえ〜〜〜な欲望になってしまっていて、昔はもっと純粋だったのになァ!? と少ししょげました。いやそれは悪いことでもなんでもないのだけど、きっとずっと続けらないよなぁ、と思ってもう一度原点を思い出したりして。
ここではそれは言わないけどね♡
秘密のある女になるのだ、ミステリアス狙ってこ♡
ハイ脱線〜〜〜。お目汚し(?)失礼しました〜〜。
あと演劇loverに対しては、悔しい〜〜の方が未だに強いです。(笑)
魅力的ダァ〜〜〜!!
私も一緒にがんばる〜〜〜!! 幸せ〜〜!!
って、そろそろなっても良い頃だべ。今後なっていくべ。
他のナニカがくっついてしまわずに、純粋なまま追い求められる人になりたいんですよ私は。なりたい、って思うことはなれる、ってことなので、そうなります。ハイ、今決めました。イェーーーイ。
そして、これまで出会った人(若者と出会う機会も増えてくから歳を感じるよね)たちもどうかそのまま好きなものを探求していけますように、と願わずにはいられないのです。
あーーー、それとね、冒頭そういう純粋な魂を持った人たちにはなかなか出会えない、みたいな書き方してしまったけど、溢れ出ている人は少ないだけで、多分それぞれがそういう「好き」を持っているのだと思います。話しているときに、少年のような、少女のような目になる瞬間って誰にでもあるでしょう?あの目が好きです。それから、誰かと仲良くなって、その人の好きなもののことを聞かせてもらえること、心のなかにしまっているような大切な話を少しおすそ分けしてもらえること、嬉しいです。
そう、私ね、人が好きなの。
今まで私は他人に興味をもてない、って思ってたし言われてきたし、言ってきたけど、いやそんなことなくない? ってちょっとずつ思うようになってきた。
人が好き、って言えるようになったのです。
(心の中で、誰かが冷笑してるんだけど、いや大成長なんだってこれ)
他人に対する壁高め!分厚め!な私だし、いまだにそりゃ他人はよくわからないから怖いけど、でも好きだなあと思う瞬間が増えた。あと、「好き」なところだけを知っている状態のままうっすら付き合い続けるのが良い、他人の欠点(っていうのも私の勝手なジャッジですが、あえてこの表現使うね)見えてくるのは嫌だ、っていう関わることに対する消極的な態度をとっていたけど、「そういうところもあるよね〜〜」って割と人のことを受け入れられるようになってきた、気がする……!
(え、すごい遅いかもしれない、これってもしかしてみんなすでに習得してるスキルなのかな、まあいいか私は私のペースでね)
はい、いつものごとく最後の方何言ってるのかわからなくなりましたね。まとめると!
今、読んでくれているあなたへのラブレターーーーです!
もうね、みんな自分の好きなものをめちゃめちゃ大切にして生きてほしい!!!!
そしていつか教えてほしい!!!!!!
私の心を潤すためにあなたの好きなものをいつか聞き出しに行きます!!!!!!!ではまた!!!!