オンラインフェスについて考えてみた。
今年は本当にコロナの関係で、わたしの大好きな音楽フェスやライブが次々に開催中止となる。
GWのわたしの定番、VIVA LA ROCKを始め、METROCK、Monster bash、number shot、マグロックetc…。
こんなに寂しい年はないんじゃないかな。
そんな中、無観客ライブの配信が始まった。
タイミングがあったもの、どうしても観たかったものは、オンラインで観ることにした。
thetelephones のオンラインライブ
わたしが出雲に向かう日がライブ配信だった。
このライブを観るために、わたしは交通手段の変更までしたくらいだ。
このライブは、スタッフやメンバーがコメントを拾ってくれて、当日のセトリにない曲も流れで演奏する、双方向に近いものがあった。
後は、わたしたちが「DISCOOOO!!!!」と叫んだ音声をメールで募集、みんなの「DISCO」とメンバーの「DISCO」を合わせた音を使ってもらえるなど、参加している感も味わえるものであった。
これはまさに、新しいライブ様式なんだろうなあ、となんとなく感じた。
ビバラオンライン2020
鹿野さんたち運営側の努力で、なんとハコはさいたまアリーナという、まさにVIVA LA ROCKなオンラインライブであった。
thetelephones の「ビバラロォッック!!!」のジングルが流れるたびに、わたしは三度通ったビバラの会場の盛り上がりを思い出していた。
リアルタイムで観られたのは、8/2のみ。
あとはアーカイブで楽しんだ。
この8/2がヤバかったのだ。
さいたまアリーナの屋上から
冒頭に、さいたまアリーナの屋上から思いを伝える鹿野さんの映像が流れる。
このでかい箱で、無観客ライブをするのかと思うと胸が痛くなるが、それでもオンラインでもやってくれることには感謝しかない。
複雑な気持ちで見始めだけど、気づけば泣いていた。
わたしのようなひとたちの思いも詰まったライブになるのかもしれない。
そんな気もした。
リアルタイムで楽しんだ8/2
1日だけのリアタイ。
この日のMCは、鹿野さんとダイノジのふたり。
ダイノジは盛り上げ上手だと再度実感。
そして鹿野さんとのやりとりもなかなかに面白い。
Twitterで、tweetを拾ってくれるので、ライブ感がめっちゃある。
この日は、the band apartから始まった。
タイムテーブル見ただけでテンション上がる豪華なラインナップ。
特に、終盤はわたし得以外の何物でもない。
リアルではステージ移動で泣く泣く諦めていたバンドも全部観られるのだ。
Tシャツ、ラババン、タオルの2020グッズを身につけたわたしは、時には踊りながら、時には家事をしながら、フェスに参加した。
さいたまアリーナでの無観客ライブ
この場所で観られたのは嬉しい反面、客の居ない中、演奏するアーティストたちのことを思うと、複雑な気持ちになる。
本当は、わたしたちの反応を見ながらライブしたいに決まってる。
そんな中、わたしたちへのメッセージと音楽をしっかりと伝えてくれる出演者のみなさまには感謝しかないよ。
あの大きな箱で、演奏とともに伝えてくれたメッセージはしかと受け止めました!
最大のメリットは
オンラインの最大のメリットは、わたしたちがどんなに遠くにいても参加出来ること。
そして、ステージ間の移動で諦めないといけないライブを全て楽しむことが出来たこと。
初めて参加したビバラは、ステージ移動の動線が遠くて、間に合わず観られないライブもあった。
だけど、翌年はふたつのステージを集中させることでそのモヤモヤを解消してくれてた。
それでも、会場移動はあるし、無料の野外のステージもあるし、というところも、オンラインでは気にしなくてすんだ。
これは、結構大きいかなあと思う。
今できる限りの最高のフェス
だと、わたし個人的には思っている。
関係者のみなさまには、ほんと感謝しかない。
本当にありがとうございます!!
2週間経って、出演者、スタッフに感染者もなかったそうで、これは、ひとつのフェスの新しい形が大成功を収めたと言っていいのではないかと思っている。