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今夜も流れるクリスマスソング

例年12月の20日も過ぎると「んだよ、クリスマスなんて(チッ」なんて言いつつも実は心躍ってるそんな時期でもあります。

意外とみんな何だかんだでこの時期が楽しみにしているのかなぁSNSを見ていると感じています。

まぁ別に夜景の綺麗なレストランなんかでワインを飲みながら彼女と甘く切ないクリスマスを過ごした記憶はまったくありませんが、大人になり慌しい12月の時期でもやっぱりワクワクしてくる訳で、何でだろうと毎年疑問に思いつつもそれでも何となく過ごしてきました。

先日いつもの様に朝の珈琲を飲みながらグラブルの日課をこなしつつTwitterを眺めていたら

「クリスマスなんて大嫌い」って書いてある何かを読んだ人の思ったツイート
内容は幼い子供を残して夫に先立たれって感じだったんだけど、内容はすっかり忘れた(何

それで思い出したのが
「僕はお母さんが毎年クリスマスを楽しませてくれたからこの時期が好きなんだ」

GWに夏休み、お誕生日会等子供の頃の楽しいイベントも我が家に関してはウチはウチ、他所は他所を徹底している家庭だったものですから廻りの子どもたちを羨ましがっていた子供の頃を過ごしていました。

まあ今にして思えば、父が根っからの博打打ちで40そこそこになっても東京下町の二間しかないアパートに妹との家族4人暮らしをしていたのでよっぽど家計は火の車だったのでしょう。

父は土木現場の飯場に詰めていたので帰宅するのは週末のみな生活で父がいない平日は何とも穏やかに過ごしていたなと今になって思うんですが、父がいる時はなんかピリピリとしていた気がします(父は30年くらい前に他界しているので忘れたw

そんな家庭でしたが12月24日の夜だけは食卓がとても豪華。

たぶん廻りの一般家庭と同じ様に古いコタツの食卓に夕食時チキンが並び、父が秋葉原の闇市の様な店で買ってきたラジカセでクリスマスソングを流して夕食後には生クリームで彩られたケーキが出てきて楽しい夜を過ごしていました。もちろん25日の朝には枕元にプレゼントもね!

毎年そんな感じでクリスマスを過ごしていたもんだから、12月になると妹も僕もソワソワな1ヶ月を過ごすわけでした。

そして時は流れて僕にも子供が出来て毎年クリスマスは僕が子供の頃のように特別感はあまり無いんだけど、それでも毎年なんとなくクリスマスには特別感を出しながら今日に至るってわけですよ。

そんなクリスマスイブの我が家の食卓は・・・

おでんwww

我が家の天使様がおでんを食べたいってことなので母上が前日から張り切って仕込んでいた姿はあの頃の若き母親の姿と重なった

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