『笑う門には福来る』Episode2
【注釈】
これは私(独身)の実体験をまとめたエッセイ?風です。主な内容は飲みの席の話や恋愛モノが中心です。
『くだらねぇー』
『残念な人だ』
『どうしようもないな(呆れる)』
読まれると、そんな言葉が聞こえてきそうで少し怖い(^_^;)ですが、少しでも笑ってくれれば本望です
\(^o^)/
なお、誹謗中傷は私のガラスのハートに大きなヒビが入り、人間活動に支障をきたす為、固くお断りしておりますm(_ _)m
器の大きい方々ばかりだと信じて、公開しておりますm(_ _)m
〜笑う門には福来る〜
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今年の年始の話です。
毎年、仲の良い友人達と初詣に行くのですが、その時に起きたお話です(  ̄▽ ̄)
関東圏内にある某神社で、朝早いにも関わらず参拝者は多かったです。
そこの神社には古くから言い伝えられている場所がありました!
ザルにお札や小銭をいれて、洞窟内に流れている水で、そのお金を洗うと何倍にもお金が返ってくる言い伝え(  ̄▽ ̄)
数日前からそこの神社に行こうと、欲深い私達は決めていました!
だから、当日はみんな財布の中は、豊かでした!
ザルを係の人からもらい、3列で順番に並びます。
そして、並びながらお金を準備します.….
「おっ!お前、1万入れるの!?」
「えっ?お前は、3万!?」
「……お前、まさか!?」
友人達は俺が財布から抜き出したお札に、驚いていました!
「おいおい、マジかよ!?」
私は、欲深い人間です!
私は、恋愛運よりも金運が命なんです!
「10万って、どんだけだよ?」
前日にATMでおろしてきました。
こんなに諭吉さんが財布にいらっしゃるのは、心がソワソワします( ̄▽ ̄;)
そんな会話をしている様子を見ていたんですね。
左隣の列に並んでいた、若い女性達がひそひそ話をしている声が聞こえてきました。
『ねぇ、あの人すごくない?』
『本当だね、あの人お金持ちになるんじゃない?』
『今の内に、声かけといたら?』
友人達と話ながらも私の耳には、彼女達の話し声が聞こえていました。
……悪い気がしないです(  ̄▽ ̄)
友人達と会話しながらも、尻目に彼女達がこっちをチラチラ見ているのが見えました。
……可愛かったです。
もう1度言います!!!
悪い気がしないです(  ̄▽ ̄)
順番が来て、目の前に流れる水でザルに入れたお札達を濡らして洗います。
「いつか、何倍にもなって返って来いよ」
ソゼは、無心で10人の諭吉さん達を洗いました。
すると、左隣にさっきの若い女性達が。
「すごいですね。10万、初めてみました」
彼女が声をかけてきました。
「ちょっと見栄はりました!笑」
洗いながら、答えます。
「私、毎年来てますけど10万円洗っている方、初めて見ました。すごいですね」
彼女の笑顔が可愛かったです(  ̄▽ ̄)
悪い気がしません(  ̄▽ ̄)
ちょっとした優越感がありました(o≧▽゜)o
「そうなんですか!? ちょっとやり過ぎでしたかね?」
そう言葉を返すと、彼女の視線が俺の奥に……
「うわぁ、すごい!ねぇ、あれ見て!」
彼女は後ろに並んでいた友人に、声をかけます。
「ホントだぁ、すごいね」
彼女の視線の先は、私の右隣でした。
振り向くと、そこには金の延べ棒。
しかも5つ!!!
洗っていたのは、普通の格好をした60代くらいのおじ様。
しかも、周りの注目を浴びている事に気づいているにも関わらず、黙々と延べ棒を洗っていました。
「私、金の延べ棒なんて初めてみた」
「私も……すごいね」
俺の10万が霞みました( ̄▽ ̄;)
その後は、なんだか寂しい気持ちになって、友人達と諭吉さんを乾かした思い出が!笑
来年は、なんとかして、金の延べ棒持っていくぞぉぉぉ( ;∀;)