2010,7,23気仙沼岩井崎
妹の旦那さんが運転する車で深夜に気仙沼の実家に着いた。妹、旦那さん、2歳の甥っ子、私と生後2か月の娘。
深夜とはいえ、東京から気仙沼の実家までは6、7時間かかった。疲れているのでとりあえず寝て、次の日父の病院に行くことにした。
病院に行くと、父は鼻からの酸素管をつけ、もう話すことは出来なかった。「お父さん!来たよ!」と私が話しかけ、うなっているような声を出していたので 私と娘が来たことが伝わったと信じた。もう私は泣くのを必死でこらえていた。お父さんがなんでこんな姿に?と信