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取引皆無か

【ドル円の心理】

ドル円145円台前半+介入警戒

◯東京外国為替市場+米国時間
円が対ドルで一時1ドル145.58まで下落。
米国の長期金利上昇を受け日米の金利差拡大が意識ドル買い円売り。
145円台は日本の金融当局が昨年円買い介入に踏み切った水準で警戒され、144円台後半まで揺り戻し。

◯今後の行方
米長期金利がさらに上昇していくのか、円にマイナス材料となる原油高の動きが続くのか注目。
ドル円はスピード感をもって上がってきた。
更に水準も高く、介入警戒感は短期的にある状況と判断。

◯鈴木俊一財務相
最近では急速で一方的な動きも見られる。
行き過ぎた動きに対しては適切に対応しなければならない。

◯当然の成行
口先介入が出やすくなるため、ドル円の上昇スピードはそう速くはならないと俯瞰する。
足元の円安基調は金利差もあるが、原油価格の上昇が目立つ。
輸入国である日本の交易条件悪化や貿易収支悪化が懸念されやすい面もある。

◯テクニカル分析
2022/6/30の高値圏を本日ブレイクアウトしており、エリオット推進波として見て取れる。
当然次に目指すべき場所は150.00のレジスタンスラインである。
先にも述べたように急激な円安が進んだ場合、為替介入の可能性もある。
更に日本10年金利も0.650付近まで上しておりYCCも視野に入れておかなければならない。
また、75日移動平均線がサポートの役割をしており、円高となる場合は140円付近まで下落する可能性が高い。

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