メキシコ中銀にトラップ

『メキシコ中銀のトラップ』
為替ヘッジプログラムの段階的な縮小を発表。
15年ぶり高値圏の8.7円台で推移していたペソ円は8.5円台へと急落。
2017年のペソ安局面で中銀がペソ相場を支えるために導入した措置。
これにより、マーケットに対してペソ売りで反応した模様。

『ドル上昇の背景』
9月に入っても、米長期金利の上昇を背景に米ドルが強含んでいる。
さらにドル高・ペソ安に振れたことから対円でもペソが軟調に推移。
マイナス金利の円を売って高金利のペソを買い持ちにするキャリートレードが活発化していた反動が悪材料に。

『円の買戻しが優勢』
ユーロ円は40pips程下落し、4日来の安値を更新。
ユーロ圏の経済指標が冴えずECBの追加利上げ観測が後退。
日欧金利差拡大観測を受けたユーロ買い、円売りが後退。
ポンド円は45pips程下落し、8月25日来の安値を更新。
ドル円は米雇用関連指標を受けた金利上昇に連れたドル買いから、クロス円絡みの円買いに押され50pipsほど下落。

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