kyoyamayuko

寒い地域の廃屋の脇にはルピナスが咲きほこる。可憐なルピナスは二十五度を超えて暑くなると静かに枯れるという。何かをつかもうとしたが手のひらには何もない。 私の墓にはルピナスの花を飾っておくれ。

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寒い地域の廃屋の脇にはルピナスが咲きほこる。可憐なルピナスは二十五度を超えて暑くなると静かに枯れるという。何かをつかもうとしたが手のひらには何もない。 私の墓にはルピナスの花を飾っておくれ。

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         突然、blogを書きたくなって始めました。今ならnoteなのだろうけれど、迷ってはてなにしました。でも、まとめるのならこっちなのかなと思って。  本を読み連ねて、blogを重ねて見えてくることもある。見えそうで見ないもの、見えてきそうで見えてこないものの輪郭を掴みたい。