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この苦難があったから
世の中の風が変わる時。
東日本大震災の時もそうだった。
コロナ禍の今も。
壁にぶち当たっている人が多くいらっしゃると思います。
もちろん私もそのうちの一人です。
全てを「やる理由」に変える力
孟子の言葉にこのような一節があります。
天のまさに大任をこの人に降さんとするや、必ずその心志を苦しめ、その筋骨を労せしめ、その体膚を飢えしめ、その身を空乏にし、おこなうこと、そのなさんとする所に不乱せしむ
この一節を現代語訳するとこんな感じです。
天が人に大任を授けようとする時は、必ずまずその人の身心を苦しめ、窮乏の境遇におき、何を行ってもすべて失敗をさせて、わざわざその人を鍛えるものなのである。つまり、不運は天の試練として受け止めるべきものなのである
生きていれば、様々なことが起きます。
自分にとって都合が良いことだけのはずが無いわけです。「嫌だな」とか「辛いな」とか「こんなはずではなかった」とか色々な感情や思いが湧き上がってくることも沢山あります。
しかし、それを、「やらない理由」「諦める理由」「自分や相手を責める理由」にするのか、それとも、そこから「学び」「気づき」、成長の糧とし「だからこそ、必ず良くなるんだ!だからこそ、やるんだ!」と未来を作る力に変えるのかが、その人の人生の大きな別れ道になります。
「この苦難があったから成長できた」と言える未来をつくるのは自分自身。
今日も素敵な一日を。