チャールズ・チャップリンの名言
世界各国からの多くの栄誉を受けた、世界的俳優「喜劇王チャップリン」。
時々、彼の言葉に勇気をもらえる。
チャールズ・チャップリン
チャップリンは、1889年にイギリス・ロンドンで生まれ、私が生まれた1977年にスイスで死去しました。
人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ
チャップリンは、寄席芸人歌手の両親のもとにロンドンに生まれる。母は4歳年上の義兄シドニーを抱いての三度目の結婚であったが、彼が5歳のときに父が死亡、夫の死のショックで母は声を失って舞台を去り、シドニーは船のボーイとなる。母と2人暮らしのチャップリンは路上で踊り、投げ銭をもらうが、母は貧苦のあまり精神に異常をきたした。やがて兄は家に戻り、兄弟でドサ回り芝居に雇われ、犬猫の演技を舞台で演じた。17歳でパントマイム一座のフレッド・カーノ劇団に参加、1910年と1912年の2回の渡米巡演でキーストン映画社のマック・セネット監督に認められ映画界に入った。
不遇の時代を乗り越えて、世界的俳優、映画作家になったチャップリンの言葉が沁みる。
「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ」
人は誰しも、何か良くないことが起こると、その瞬間だけを切り取り、感情的になり、悲劇的な出来事だと受け止めてしまう。
確かに世の中は自分の思い通りにならない事だらけで、自分が望んでもいない不幸な出来事が起こってしまうこともある。
でも、「あの出来事があったから今がある!」と言える人生にしたいと思う。一部分を切り取って悲観的になるのではなく、そこから何を学び、次に繋げるのかが大事だ。
現在起きていることを切り取って、その不幸な出来事を握りしめ続けていても、それはすでに過去の出来事で変えることができないもの。
起きてしまった過去に囚われるのではなく、これからやってくる未来に目を向けよう。人生を楽しもう。
人生は長い旅。いろいろな出会いもあるし、事件も起こるし、楽しいことも待っている。その時起きた出来事だけに足を止めず、もっとその先の未来も見た方がいい。結局最後には、「あ〜、いい人生だった。楽しかった」と言える時が来る。
今日も、今の自分がベストだと思えることを積み重ねてみます!