天候不調と、耳の不調と。

体調がイマイチなのは気圧のせいなのだろうか？

時折やってくる耳の不調。
なんだか少し疲れたなぁといった、微妙なけだるさと前後して、耳閉塞感がやってきて、世界が少し遠くなる。

主な症状は耳詰まり。耳鳴り。それから音が聞こえづらい。音がくぐもったようにこもったり、反響するように響くものだから、うるさいのに、何を言っているのかわからなくて、ちょっとストレス。

何度も耳抜きをしてみるのだけれど、なかなか症状は良くならない。
たいてい耳の症状だけで。痛くも痒くもないのだけれど。

時々。ごくたまに。耳閉感と一緒に、足元がふわふわと、雲をふむような、浮動性のめまいが一緒にきて。くらくらとバランスを崩しそうになる。（回転性のめまいではない。）

耳鼻科に行くと、簡単な聴力検査の後「低音性難聴（低音障害型感音難聴）ですね」と言われて、多量のステロイドとメチコバールが処方されるのが、毎度のこと。（メニエールと言われてないのは、回転性のめまいの反復がないからかな？）
一時的には良くなるけれど、忘れたころに、何度も再発を繰り返している。

今ではもう慣れっこになってしまって、「また来たかー」くらいの気分で。耳抜きしながらしのいでいるうちに、気が付いたらよくなってたりもするのだけれど。

もともと聴覚優位。聴覚情報に頼った生活をしていると、聞こえづらさは、何かと不便が大きく。ボディブローのように、地味に体力と気力を奪っていく。

季節の変わり目に調子が狂いやすいのは、気圧変動のせいだろうか？
天候と体調は、密接に関係している。

雨の日が嫌いなわけではないのだけれど。
ひとりで雨音を聴いていると、気持ちのトーンが下がっていく。激しい雨音は不安を掻き立てる。
天候は気持ちにも影響を与えるみたい。

雨はいつの間にか止んでいた。
気がついたら、耳の調子も良くなっていた。
世界が再びクリアになった。