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大人になって、親になった、あの日の子どもたちへ。

我が子が学校で傷ついて帰ってくるのを見ているのが本当にしんどかったのよ。

親ってこういう時何にもできないんだなとも悟った。

何ならあれやらこれやら、思いつくままに声をかけたところでそれを受け取らない我が子だったからね。

といいつつ、何でわかってくれないのって勢いで出て行った過去ある私。

でも、我が子がその傷つく様から自分で再生しているところをまざまざと見せられて思うのはね・・・

どうかその我が子の傷つきを存分に肯定してあげて、ということ。

いや、我が子がそう感じていることを止めることなく存分に感じさせてあげてほしい、かな。

ただ、そうなんだね。
そう聞いてあげてほしい。

子どもでもちゃんとその世界を見てるからこそその反応をしている。

親から見るとそこはなかなかしんどい視点になってしまうけど、だからこそ、その逞しさを信じる。

いや、ほんとは子どもから大人になった親だって子どもの頃にいろんな経験をしてそんな世界を見ていろいろ考えて自分で選択してきたはず、なんだな。

寸分の狂いもなくそれを周りにいた大人に話すってめちゃくちゃ難しいこと、だったりするし。

っていうと、うんうんって頷いてくれるそんな大人もたくさんいるよね。

そうやって子どもから大人になる。そして親になる。

自分の弱さをダメ出ししてたけど本当にそれ弱いの?本当にそれダメなの?

ほんとはそんなことないよって一生懸命頑張ってるもう一人の自分がいる。

いや、そんなことこの壮大な我が人生と当たり前の想定内でスイスイことを進めている、そんなもう一人の自分がちゃんといるんだよ。

我が子が訳のわからなない話をよくしていたけど、こんなにも壮大な世界見てれば、そりゃそうなるんだな。

絵があってよかったなぁ。
自分の中のものをこうやって表現できる術があって本当によかった。

そう思う日々なのだ。

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