赤ちゃん用の爪切りバサミからふと思うことには。
赤ちゃん用の爪切りバサミ。
長女が生まれるちょっと前に
揃えたものの一つが
ぽろっと出てきた。
これを初めて使った日。
こんなちっさい爪
切れるのか？
ただただ目の前の
爪だけに集中して。
指まで切らないように。
ってさ。
その先のこの子が
ああなったらいいとか
こうならないでとか。
自分がお母さんとしてどうとか。
できることとか
できないこととか。
ナーンにも考えることなく
ひたすらその小さな可愛い指に
集中してたよね。
それが当たり前だけど。
そんな日々もちゃんとあったわけでさ。
命を育てるって
そんなシンプルなものの気がして。
そんなシンプルな
当たり前の日々の視点の積み重ね、
なんだろうな。
親って欲張りよねー。
でもそれが育てるってことだと
思ってたなぁ。
それが育てることだって
信じてた。
だからあーでもない
こーでもないって
あれこれ注文つけていたけど笑
今の私にしてみれば
それはみんな注文でしかなくて。
私の視点で
全ては良かれと思えることで。
この子のために。
この子だからこそ。
この子の健やかな成長に
程遠い願いや思いを
たくさんかけていたなぁ。
それが育てることだって
思っていたからこそ。
うふふ。
可愛い一生懸命のお母さんな私。
うん。
一生懸命育てていたんだよね。
だからそれでよかったんだよ。
がんばりましたね。
ってこの爪切りが言ってる笑
今がいい時だよって
ついつい小さい子のママに
言っちゃうけど、
それ本当は
目の前のママに、
なんかじゃなくて
過去のあの日の自分に
言ってあげたい言葉
だったりするんだよ。
ってくらいに今振り返ると
うちの子めっちゃ
可愛かったぁぁぁ
なんだよ。
純粋に
ただただそのままで
可愛かったぁぁぁって
ことだったんだよ。
戻れないからこそ。
あぁ郷愁笑
今日もここまでお付き合いくださり
本当にありがとうございました。
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