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牛(ベコ)のちから

4月2日、3日

花巻市東和町の、持続循環型農業(パーマカルチャー)を長年実践されている、

農園ウレシパモシリ さんにて、

牛で丸太を運び、田起こしをしよう。
の会に参加しました。

本来なら馬さんも来る予定でしたが、
感染症が出ている状況のようで、
他方へあまり移動は控えるべきとのこ、今回は
牛(ベコ)さんのみの登場となりました。

講師は遠野の
馬搬振興会 岩間敬さん です。
岩間さんは、
アフリカ現地にて、馬や牛やヤギなどの畜力を用いた畑の耕し方の指導者としても尽力されています。


牛で丸太や荷物を運ぶ牛搬でも、
馬に装着させる馬具を用いました。

 初日はウォーミングアップ。

そもそも食用に交配された牛のため、牛搬をするにはトレーニングが必要とのことでした。

人間と一緒で、鍛えれば力も上がっていくそうです。


牛搬の後は、田起こし作業へ。牛耕です。

今度は装具を鍬のような刃のついたものに付替えます。

牛歩 と言うなかれ、
引っ張るスピードは人間の速歩きから小走りぐらいで、その上力強くグイグイ進むもので、
鍬の握り手を掴んでいるのもやっとなほどでした💧
コントロールも難しく、鍬が刺さらず宙ぶらりんになってしまうこともしばしば。。

田んぼを縦2往復するだけで、もうヘトヘトです。。


 牛耕のあと。
スコップを横斜めにして荒く耕していくような
感じです。




初日を終えて。右が未耕。
人間がかわるがわる交代しながら、
牛はほとんどペースも変わることなく。


今回とても強く感じたことは、
機械があたりまえの生活の中で、自分の体が劣化しているな〜、ということです。

 牛耕では、思い通りにきかないこともあり、効率では機械には及ばないのですが、
人と牛半分で働くため、人の体力も知力も鍛えられ、
そのうれ燃料も草でまかなえるというのに、
大きな魅力を感じました。

   〜つづく〜


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