加藤純 京津畑地域おこし協力隊

福島県郡山市出身 一関市大東町の京津畑地区にて、 自伐型林業と複業を掛け合わせ、生業を…

加藤純 京津畑地域おこし協力隊

福島県郡山市出身 一関市大東町の京津畑地区にて、 自伐型林業と複業を掛け合わせ、生業を作っていくという任務に取り組んでいます。 森林資源や食文化が豊かな京津畑地区を拠点に、山守の役を担っていきたいと思っています。

最近の記事

室根産業文化祭

11月10日 一関市室根のきらめきパークにて開催された、産業文化祭へ行って参りました。 体育館では室根地区の野菜や和菓子、 交流都市のいろいろな特産物が販売されていました。 あわせて、大東町ブースも設置され、 同協力隊で渋民道の駅のオープンに 携わっている竹谷さんが 干し椎茸、 京津畑 やまあい工房が作った甘酒を、 室根の協力隊 青木さんはつばさカフェさんのコーヒーを販売されていました。 となりの小体育館では、室根地区の方々の 盆栽や手仕事品の数々が展示されていました

    • 徳島 橋本光治先生に学ぶ作業道作り

      11月6,7日 自伐林家の先駆者で、現在は壊れない作業道作りの講師として全国各地で 引っ張りだこの、 徳島県 橋本光治先生を講師にお迎えして、一関市川崎町の市有林の現場で作業道作りを学びました。 橋本光治先生は、100ヘクタールを超える山林を所有され、総30km、30m間隔の作業道を山に入れることで、小型重機とトラックのみでの搬出を可能にし、家族経営で林業を営んでこられました。 光治先生は、 「いかにコストを抑えるか」を考え、少人数で経営することができる 自伐林業に行き

      • 興田地区文化祭

        11月2日、3日 興田市民センターにて、地区の文化祭が開催されました。 大東町内で、なんと6箇所もの地域で 文化祭が同時開催という、地域ごとで恒例となっている行事の一つです。 興田地区にお住まいの方々をはじめ、介護施設、学校、様々な活動グループなどの方々が展示ブースを設け、 手作りの作品や歴史のアルバム、 実演などで賑わいました。 我々協力隊は、興田地区の安全環境部会のブースをお借りし、自伐型林業のPRと、活動報告をさせていただきました。 隣には、災害時に備えたソーラ

        • 興田文化祭 展示準備

          10月30日 11月2、3日と2日間に渡って開催される興田地区文化祭の、 我々協力隊の自伐型林業や活動記録の展示の準備のため、 興田市民センターへ向かいました。 安全環境部会のブースをお借りし、 これまで準備してきた展示物を貼り出しました。 それぞれ協力隊ひとつずつ用意した丸太の腰掛け。 私の丸太は木口が斜めで腰掛けると バランスが悪いため、 作り直しで一度持ち帰ることにしました。  水平器を使いながらサンダーで削り調整しました。 今度はなんとか大丈夫そうです。

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        • 家の改修
          41本

        記事

          一関市地域おこし協力隊 見学会

          10月29日 我々自伐型林業の地域おこし協力隊の活動現場の見学会に参加しました。 一関市の協力隊、延べ20名近くが 京津畑にお集まりいただきました。 自伐型林業協力隊一期生の 丸谷誠司さんが先導し、 自伐型林業、作業道づくりについて 解説を交えながら総勢で京津畑の 施行林内を見学しました。 見学会を終えた後、 山がっこに集まり、 和気あいあいとした雰囲気の中 一人ひとりの自己紹介とおおまかな 活動報告を行いました。 今回、はじめてお会いする方も数名おられ、普段の皆さ

          一関市地域おこし協力隊 見学会

          丸太集材🪵

          10月27日 京津畑の伐採現場にて、 二期生の上村さん、本多さんと一緒に 集材と林内の整理作業を行いました。 前回までに伐倒、造材した丸太や、除伐した丸太がまだ林内に点々と残っていました。 まず、4m材を集材するのに妨げとなる、 通路に積んだままの2mパルプ材の整頓から始めました。 パルプ材を林の外へ運び出し、 動線を開いた後、4m材の集材に取り掛かりました。 末口直径36cmの4m材は、一本で体積0.5立米にもなり、単純計算で500kg弱の重さで、ウインチで引っ張

          一関 TUNAGARI NO MORI 🌳

          10月26日 一関の運送会社などが立ち並ぶ、 流通団地のつきあたりに キャンプ場があります。 オーナーで、プロのシンガーソングライターでもある 佐野碧さん の お祖父様が所有されていた土地で、 この場所をいろいろな人が集い繋がる場所にしたい、という想いから、TUNAGARI NO MORI キャンプ場が 作られたのだそうです。 今日は、11/1のグランドオープン前のオープニングイベントとして、 キャンプ場の敷地で森の中での ライブ演奏と、 キッチンカーや物販が集結しての

          林内作業車の修理🔧と伐採🌲

          10月25日 今日は同協力隊二期生の上村さんと、 先日一関市地域おこし協力隊  自伐型林業で着任されたばかりの、 本多さんと着任後初、 作業をご一緒させていただきました。 本多さんは林業事業体での実務経験と、バックホウでの作業道づくりも 経験されている方です。 まず、3人で京津畑の作業道づくりをしている山の視察を行いました。 それから、近くの私有林の伐採現場へ移動し、現場の打ち合わせを行いました。 二期生の上村さん、本多さんに伐倒の準備をしていただいている間、 私は

          林内作業車の修理🔧と伐採🌲

          倒れかけの納屋の修繕🔨

          10月24日 自宅裏にある、納屋が老朽化で倒壊しそうになっています。 小屋梁?という箇所の木が折れていて、 さらに 両端の棟を乗せている柱が斜めにひしゃげています。 これでは、積雪で倒壊してしまいそうです。。 まず、修繕中に柱がこれ以上傾いて倒壊しないように、プラロックという牽引機を用いて引っ張りました。 そして小屋梁の折れた箇所を直すため、車に備え付けてあったジャッキで(正しい使い方ではないと思いますが💧)ジャッキアップして敷梁に丸太を背負わせ、持ち上げました。

          水道の濁りが。。

          10月23日 近頃、家の水道の水に土が混じり、 以前はしばらく水を出し続ければ透明になっていたのですが、 どうも一向に濁ったままで、どうしたものか。。と悩みの種でした。 思い返せば、しばらく山の中にある貯水タンクの清掃をしていなかった、ということで意を決し、掃除道具を担いで取水場所まで点検に行くことにしました。 小雨の降る中、山をてくてくと進むと紅葉の落ち葉ですっかり秋色に色づいていました。 きれいだなあ、と思わず立ち止まってしまうほどの光景。 さらに奥に進み、600

          ワイヤー編み

          10月22日 文化祭の展示品にするための 杉の丸太を山へ取りに行きました。 丸谷さん御夫婦の力をお借りして、 3m、2mの杉丸太を無事軽トラに乗せ、京津畑自治会長の伊東さん宅にある簡易製材機のところまで運びました。 伊東さんはこの製材機を発明、作成されました。 自分で製材をするのが初めてなので、 明日の製材が楽しみです。 協力隊ミーティングのあと、 以前林内作業車に装着していた50mワイヤーの切断したものを編む作業を行いました。 youtubeに見習いながら、黙々と

          4m材 ウインチ土場積み🪵

          10月17日 京津畑の私有地杉林伐採現場作業に 協力隊全員で入りました。  研修等が重なり、久しぶりの現場作業となりました。 僕と二期生上村さんは、 まだ集材できずに林内に残っている丸太を片付ける作業に、 同協力隊、丸谷さんご夫婦は伐倒練習に入られました。 林内作業車のウインチで1本ずつ引っ張りながら、 4m材はかなり重たく、人力での土場積みが大変なため、 今回立ち木の高い位置に滑車を掛け、ウインチでの土場積みを試みました。 何度も試行錯誤しながら、なんとか積み上げ

          興田文化祭に向けて

          10月16日 11月2日、3日に興田地区文化祭が開催されます。 我々地域おこし協力隊の活動と、 自伐型林業のPRに、ブース展示のお声がけをいただき、昨年に引き続き今年も展示に参加させていただくことになりました。  文化祭の進捗状況等の打ち合わせのため、今回、安全環境部会のミーティングに出席しました。 安全環境部会より、 獣害対策としての放置林の整備、 という面で自伐型林業を推進していただいています。 来年1〜2月には自伐型林業推進協会の三木さんを興田地区にお越しいた

          日本熊森協会🌳

          10月14日 花巻市 生涯学園都市会館にて開催された、 一般社団法人 日本熊森協会さまの 講演会に参加しました。 日本熊森協会は、クマをシンボルに奥山水源の森の保全・再生や大型野生動物の保護に取り組んでいる、全国組織の実践自然保護団体です。  今回の講演会のテーマは、  「東北の森を守る集い」 でした。 今、実際に東北の森はどうなっているのかを、森山会長様にお話いただきました。 内容は、とても辛辣なものでした。。 数年前の規制緩和によって、 風力発電、メガソーラー

          山での刃物の扱い方

          10月10日 いわて森林コーディネーター研修2日目です。 昨日のプロット調査の結果をおさらいし、将来の姿はどんな風になるか、 想像を膨らませました。 奈良吉野で江戸時代から培われてきた林業や、森林の国スウェーデン、オーストリア、ドイツ、オランダの林業を学びました。 特にスケールの大きさに驚いたのは、日本で行われているヘリコプター集材で、一日で移動可能の範囲が土場を中心として3キロの距離、ぐるっと円を描いて28キロ平米にもなるということでした。 そして、刃物について講

          プロット調査研修

          10月9日 いわて森林づくり推進人材育成事業 地域での森林整備活動を推進する 人材養成のための、研修 いわて森林づくりコーディネーター研修 に参加しました。 今回は全3日間のスケジュールで、 初日は 森づくりの技術と理論 を 学びました。 前回までの研修では、杉の人工林を 針葉樹・広葉樹の混交林に導くことを主とした、森林機能向上のための 環境ベースの取り組みについて学びました。 今回は、具体的な森林調査の方法について勉強しました。 将来に向けて良い木を育てるため、